京都の旅!!その2(山陰本線:園部〜胡麻)

投稿日:2019年07月04日

※JR嵯峨嵐山駅、トロッコ嵯峨駅、JR保津峡駅

京都の旅の2日目(6月30日(日))は、足下が悪い天気予報の中、北陸本線の踏破の続き(園部〜胡麻:営業キロ12.9㎞)に挑戦する。数年前、京都から園部までの区間(34.2㎞)は踏破済であるため、このような歩きとなった。最近のゲリラ豪雨も考慮し、足下が悪いが、歩けるところまで行こうの想定の下決行。

※園部駅

各駅舎の到達時刻は次の通り。

園部(10時16分)~船岡(11時47分)~日吉(13時25分)~鍼灸大学前(しんきゅう:14時18分)~胡麻(15時12分)

※船岡駅

同窓との懇談に力点を置いたため、朝時刻表を見ずに嵯峨嵐山駅に向かった。駅で30分位の待ち合わせとなる。車窓から数年前踏破した懐かしくもあり苦労した道筋を堪能しながら園部駅に向かう。特に、保津峡駅は印象深い。この駅は、鉄道に沿った路がないため、馬堀駅から嵯峨嵐山駅までの歩きの際、保津峡駅パスを余儀なくされた。それが、昨日の保津川下りと本日の乗車で踏破できない駅であると改めて確認できた。ただし、危険を承知で山間と谷間を数十キロ迂回また迂回すれば可能かも知れないが。昨日の船頭さんの解説の通り、JR線路やトロッコ線路に沿って、保津川が複雑な流れで5つ鉄橋として交差していること(うち一つはトロッコ列車)を確認した。

※殿田トンネル前、日吉駅

※日吉駅で小休憩

10時16分園部駅に到着。歩き当初は小雨であったが、船岡駅界隈で本格的な雨マークとなる。そんな悪天候の11時半頃、船岡の交差点を見て、直進すべきか右折すべきか右往左往する。運よく民家の方にお会いすることができ、右折してガードレールを潜った先にあると教えて頂く。船岡交差点からは船岡駅は山の陰で見えなかったが、少し歩くと駅舎がトンネル出口先にあるのを確認。この住人の方がいなければ、雨で集中力が散漫していることもあり、船岡駅は未踏破となっていただろう。天や神そして地元の方に感謝また感謝。

※鍼灸大学前

この駅で一時はアップも考えた。しかし、次の日吉駅まで歩いてアップするか否か先送りする。ここでも私の”こだわり鉄道つたい歩き九カ条”一つである「必殺仕置き人の心境」が働く。山間を大きく迂回し、殿田トンネルに到着。進むべき方向が不安で困っていたところ、運よく信号で止まっているドライバーの方のお世話になり、日吉駅をクリアできる。日吉駅に繋がる殿田トンネルを抜けると雨が止み薄日がさしてくる。日吉駅の構内にある休憩場で水分補強する。日吉駅から鍼灸大学前駅そして胡麻駅までは、線路に沿った平坦な道筋が続く。のんびり歩いた関係で数分前の電車に乗り遅れ、1時間近いロスタイムとなる。

※胡麻駅

でも、胡麻駅で打ち止めは大成功。事前にインターネットでも勉強したが、車窓からも胡麻駅から下山駅は山間が続き、大きく迂回の道筋となっていたからだ。同様な道筋が綾部まで続いていた。綾部から福知山までは概ね線路に沿った路筋であった。それ故、北陸本線の胡麻から綾部までの41.4㎞の歩きに際しては、推敲に推敲を重ねたプラン(どこで区切り、始点と終点をどの駅にするか)が必要と痛感。次回の歩きがプラン創りを含め楽しみとなって来た。

※福知山駅

ホテルには17時20分到着し、ホテルの1階にある”和楽”で、地酒を頂きながら、本日の疲れを癒し、英知を養う。続く・・。

※和楽で祝杯(地酒”綾小町”)

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