日豊本線の旅!!その9(臼杵〜幸崎)
投稿日:2020年03月02日
※ホテル清風荘を後にする、佐伯駅
※佐伯駅、臼杵駅
2020年2月22日(土)、晴れ一時雨の中、日豊本線つたい歩き、臼杵駅から幸崎駅までの営業キロ17.4㎞に挑戦する。距離的には初日の宮崎空港から宮崎までの6㎞に次いで短かったが、戦力的なコースであったため、想定した時間より所要時間が1時間半位多くかかる。
本日する登場駅舎と到着する時刻は次の通り。臼杵(8:26)〜上臼杵(9:21)〜熊崎(10:51)〜下ノ江(12:01)〜佐志生(さしう、14:16)~幸崎(17:00)
本日は、傘をさしたり閉じたりしながら、臼杵駅から1.6㎞先にある上臼杵駅までのアクセスに苦労する。線路に沿った路筋がなかったので、鉄道と大きく乖離する場面が生じ、何人もの地元の人の応援を得て、やっと上臼杵駅を達成できる。正直なところ自分が歩いた道筋を掌握しないままの上臼杵駅到着であった。それにしてもややこしい道筋であった。
※上臼杵駅への路
※上臼杵駅
上臼杵から熊崎駅への道筋は、いつの間にか鉄道と今歩いて道が大きく乖離しているのに気付き、ナビを見ながら適宜歩き方向を鉄道沿った路筋に修正し、大きなロスタイムもなく熊崎駅をクリアできる。また、熊崎駅から下ノ江駅も鉄道に沿った路筋であり、順調に下ノ江駅を踏破できる。
※熊崎駅への路
※熊崎駅
※熊崎駅、下ノ江駅への路
※下ノ江駅
※下ノ江駅前、佐志生駅への路(ゲートボール大会)
しかし、下ノ江駅から佐志生駅にかけては、歩くコースに迷いがあり、20分位引き返す場面がある。しかし、地元の人から適切なアドバイスがあり、「山間のコースは遠回り。しかも工事中で通れるかどうか不明。海岸線周りがいいですよ」をお伺いに先程の道筋を再び引き返す。都合40分位のロスタイムとなるが、教えて頂いた道筋は風光明媚な下ノ江浦の海岸線が続き最高であった。13時40分、国道217号線と合流。まもなく歩くと佐志生駅への道路標識がある。そして、坂道を1㎞位上った先に佐志生駅があった。到着するや否や大分方面に向かう電車がやって来る。軽トラックで孫娘を迎えに来ている年配の姿が印象的であった。
※下ノ江浦の海岸線
※佐志生駅への路
※佐志生駅
※佐志生駅、もみの木トンネル、幸崎駅への路
佐志生駅からは神崎方面の道筋を鉄道に沿って歩く。佐志生駅から幸崎駅まで営業キロは7.2㎞あり、結構長い山道だった。15時16分、931mあるもみの木トンネルに到達。このトンネルを出ると概ね下り坂となる。15時50分頃から沿線上に民家が見えて来る。16時14分、鉄道下を潜る。しかし、新桜橋(小猫川)を跨り失敗する。遠くに駅らしいものが見るが先程渡った小猫川があり、線路に近づけられない。近くの住民の方にお伺いしたところ、「先程のふれあいのある施設の分岐点まで引き返され、その先にある踏切越えが一番近いです」と教えて頂く。15分位ロスタイムが生じる。16時58分踏切を渡って少し行った先に本日の終着駅である幸崎駅があった。電車の遅延が12分位あり、運よく17時の大分方面行きの電車に間に合う。
※鉄道潜る、遠くに幸崎駅、小猫川
※幸崎駅
※幸崎駅、大分駅
大分駅の構内は近代的なビル内にあり、恰も大都市でも来たような気持ちにさせてくれた。歩いて5分位の大分駅前東横インには18時到着。汗を流したあと、ホテルで二つお薦めの店を教えて頂く。しかし、生憎1件目の”五條”は満室で入れず。2件目の”かみ風船”で祝杯をあげる。本日もカウンター席のため、隣に座った石本裕氏(首都圏在住)と色々世間話をする機会を得、楽しいひと時を過ごすことができる。偶然にも2020年2月22日に、祝杯代が5,555円と綺麗な数字になるとは。ここでも”人生って不思議なものですね”を強く感じると同時に、旅の良さをしみじみ感じる一日であった。
※石本氏と語り合う
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