関西本線・奈良線の旅!!その2(伊賀上野〜木津)前編

投稿日:2020年03月27日

2020年3月22日(日)、旅の2日目は、今回最も長い営業キロ区間の伊賀上野から木津までの32.4㎞に挑戦する。本日は、先日のプログでご紹介した通り、大学時代の友人の宮下隆夫氏と18時奈良東横インで待ち合わせのため、時間との戦いとなった。このように歩きを通じて、友人と旧交を温めた思い出は、東海道本線の三宮駅・名古屋駅・浜松駅、青い森鉄道の青森駅・八戸駅、宗谷本線の稚内駅、函館本線の札幌駅、鹿児島本線の久留米駅、そして先月の日豊本線の宮崎駅だ。3時過ぎに目が覚め、本日の道筋をスマホで勉強し、主要な箇所をメモする。できるだけロスタイムを少なくするためである。どの駅舎の立ち寄りも、木津川や山々が前方に立ち塞がり、迂回を余儀なくされる箇所が随所に登場した。それ故、昨日の平坦なコースに比べれば、数倍の難しいコースであった。

※伊賀上野シティホテル内にある伊賀上野城、上野市駅に続く商店街、上野市駅

本日はJR伊賀上野ではなく、伊賀鉄道の上野市駅からのスタートとなった。各駅舎の到着時刻は次の通り。伊賀上野(上野市)(7:00)〜島ヶ原(9:47)〜月ヶ瀬口(10:48)〜大河原(12:11)〜笠置(13:41)〜加茂(14:00)~木津(17:00)

※伊賀鉄道の路線図

※上野市駅

ホテルで朝食を済ませ、7時前に出て、伊賀鉄道の上野市を立ち寄り後、今回のシリーズで最も長い区間となる島ヶ原駅を目指す。近道のコースを選択した関係で、上野市駅から国道163号線(7時36分着)に出るのに苦労する。これから、この国道を軸に歩く。7時47分、万歩計で814歩ある新長田橋(木津川)を渡る。その橋を渡ると、木津川市まで32㎞と記した道路標識があった。上り坂が続く。8時14分、笠地蔵に立ち寄り、本日の安全を祈願する。

※国道163号線に出る、新長田橋、芸術的な縄

※笠地蔵、三軒家交差点、大和街道

8時25分、三軒家交差点に到着するや否や、ここから国道を離れ大和街道を歩いて行く方法と国道163号を極力歩き大和街道を少し引き返す方法があり、どちらにするか迷う。ホテルを出る時は、分かりやすい点から後者にしたいと考えていたが、この交差点でその決断が変更となり、前者で臨むことにする。山道をひたすら進む。8時50分、列車の音を聞き安堵する。

※鯛ヶ峯大橋、さくらの丘、島ヶ原大橋

8時56分、誤って263歩ある鯛ヶ峯大橋(木津川)を渡る。島ヶ原さくらの丘やキャンプ場があったが、ナビは近くに駅舎があることを示すが駅舎らしい場所見当たらず。キャンプ場まで足を伸ばし、「島ヶ原駅への路」を尋ねるが正解は得られず。それで、キャンプ場での提言を受け、他の人を探すが、人影はなく意気消沈の心境となった。それで、打開策を見出すため、さくらの丘公園まで出向くことにする。運よくの掃除をされている職員さんが居られお伺いし、自分が誤った路筋にいることが判明する。正しくは、鯛ヶ峯大橋を渡らず、20分位歩いた先の島ヶ原大橋(140歩)を渡った先に島ヶ原駅(駅員在住)があった。30分位ロスタイムが生じる。

※島ヶ原駅

9時53分、奈良31㎞、木津川25㎞、笠置13㎞と記した道路標識前を通過。10時34分、三重県伊賀市から京都府南山城村となる。合併・合併が続く中、この村の生命力の強さを感じた。ここから少し行った先に、道路から30m位丘の上にある月ケ瀬口駅を偶然見つける。この駅に行く方法で右往左往する。正解は道路下を潜り、鉄道に沿った路筋を歩く方法であったが、民家がある方法を選んだ関係で路地から路地を経由し、やっと10時48分、月ヶ瀬口駅に到着。駅舎前で、ラッキーにも私と同じ年恰好の女性の方と出会い立ち話をする機会を得る。

※京都府南山城村村へ、月ヶ瀬口ヶ駅

※月ヶ瀬口ヶ駅

再度、今山交差点を経由し、国道163号に戻る。11時43分、府道82号線を歩くことによりJR線下を潜る。11時47分、木津川市21㎞、笠置7㎞と記した道路標識前を通過。12時のサイレンを南山城村役場前で聞く。そして、木津川の河原が駅前に広がる大河原駅には12時11分到着。丁度、加茂方面の電車が到着する時間帯であった。後編に続く。

※府道82号線(疑心暗鬼でこの路に舵をきる)、木津川市21㎞・笠置7㎞

※大河原駅

※府道82号線(南山城村北大河原)

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