関西本線・奈良線の旅!!その3(奈良〜宇治)前編
投稿日:2020年03月29日
2020年3月23日(月)晴れ、旅の3日目は関西本線(奈良~木津、営業キロ7㎞)と奈良線(木津~宇治、19.8㎞)に挑戦する。本日の駅舎立ち寄り時刻は次の通り。
※奈良東横イン、居酒屋”天うま”
※奈良駅(東口)
奈良(8:05)〜平城山(9:33)〜木津(10:33)~上狛(11:10)〜棚倉(12:12)〜玉水(13:28)〜山城多賀(14:31)〜山城青谷(15:07)〜長池(15:48)〜城陽(16:28)~新田(17:05)~JR小倉(17:36)~宇治(17:58)
なお、奈良から京都に続く路線は、2016年3月から5月にかけ若干歩く道筋は異なるが近鉄京都線でも踏破済である。そして、2017年1月キンドルストアから初の電子版で、高校時代の友人故岩田憲治氏のご協力のもと”こだわり鉄道つたい歩き/近鉄京都線”(300円)で執筆させて頂いた。彼が存命のうちは販売状況は掌握していたが、残念ながら数年前に他界したので不明となっている。
※本物のような小猫、佐保川沿いの桜
本日歩くJR京都線と近鉄奈良線とでは大きく地形が異なっていた。近鉄京都線は木津川や高の原界隈の山越えに苦労したが、本日の路線はそのような苦労はなく比較的楽であった。新田駅からJR小倉駅にかけ、両線が接近するが、その他の駅舎では1㎞から2㎞位は離れて並走していた。本日の桜前線は蕾〜3分咲きの状況で、残念ながら花見鑑賞のレベルではなかった。春の訪れで色々花が咲き乱れていたが、コロナが世界中で猛威を奮っているのを鑑みれば、春本来のウキウキする気分で桜を中心とした花を鑑賞できず。桜も私の気分を察して、残念な桜前線としたのかも知れない。
※平城山駅ではなく待機場所、平城山駅
ホテルで朝食を済ませ、奈良駅東口に向かい、本日の終着駅の宇治を目指す。8時6分、鉄道下を潜り、鉄道の左側を歩く。佐保川沿いの桜並木を歩く。そして、国道24号線に出る。8時43分、京都40㎞・木津川市6㎞と記した道路標識前を歩く。平城山駅手前で電車が停車したので駅と思い近づいたら駅ではなく、対向車両と回避する場所であった。誤って足を運んだ際地元の人に教えて頂く。なお、奈良線の奈良〜木津、JR藤森〜京都の区間は複線であるが、木津~JR藤森の区間(29.7㎞)は単線。駅前に十二支の像がある平城駅には9時33分到着。
※木津川駅への路
※木津駅、片町線の踏切
佐保台西町街区公園やため池がある道筋を通り、昨日踏破した反対側の改札口となる木津駅(10時33分)到着。10時23分、片町線(木津~尼崎)の踏切を横切る。国道24号に合流し、10時46分、543歩ある木津川を渡る。これでやっと木津川要塞から開放される。ややこしい路地を経由し、上狛駅には11時10分到着。この駅に到着する否や、近鉄奈良線の下狛駅を思い出した。
※木津川越え、上狛駅
※大里第一踏切、第二椿井踏切
大里第二踏切(11時20分)、第二椿井踏切(11時35分)を横切り、洒落た通路がある棚倉駅(12時12分)に到着する。駅前にある今昔物語の蟹満寺(真言宗)が印象に残った。
※棚倉駅
棚倉駅前(蟹満寺の看板と桜)
12時20分、第三平尾踏切を横切り、鉄道の左側にある川沿いの桜並木を歩く。12時58分、木津川市から井手町となる。13時3分、川田踏切を横切り鉄道の右側となり、井手町の商店街を歩く。井手町立井手小学校を経由し、玉川沿いにある桜並木続く遊歩道を歩く。遊歩道には沢山の和歌が石碑に記されていた。紀貫之の古今集の作品をメモする。「音にきく/井手の山吹/みつれども/蛙の声は/変らざりけり」
※第三平尾踏切、玉川沿いの桜
※玉川遊歩道にある和歌
※玉水駅、駅前の休憩場
このから少し行った先に快速停車駅の玉水駅(13時28分)あり。この駅前の茶屋で少し遅いがランチとする。後編に続く・・・。
※お袋の味のチャーハンを頂く
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