東海道本線の駅舎とは!!”日本縦断の旅”その33(向日町~神戸)
投稿日:2020年05月22日
東海道本線の締めは、向日町駅から神戸駅までの28駅舎。
①この区間で印象に残るのは、淀川に遮られ、大阪駅から塚本駅が遠かった。その時の苦労談は著書創刊号から引用すると次の通り。
そういえばこの近郊は、数年前、大阪出張のため伊丹=大阪間の高速バスで何回も通ったと記憶が蘇る。100円ショップで購入した地図(22.5万分1)を見て、軌道修正を図ろうとするが荒すぎてわからず。それで止むを得ず勘に頼って歩くことにする。取りあえず東海道本線まで戻り、その線に沿って歩く。数人の通行人の方に教示を受けながら用心深く進む。10時8分、大淀南に到着。10時18分、大淀中5に到着。そして、10時26分淀川の土手にぶつかる。その近郊に東海道本線があった。ここで犬を散歩させている方に、「どの橋が一番早く淀川を渡れますか」とお尋ねする。「左の方向に土手沿いに歩けば橋に出ますよ」と回答があり安堵する。この橋は十三方面ではなかった。基本的には多少遠回りをしても戻りたくはなかった。自分が進んだ時間を無駄にしないためにも。東海道本線下を潜り、10時30分土手に出る。この近郊は淀川河川公園とあった。河原では野球やジョギング・散歩をしている人がいた。タクシーにも数台対面する。10時44分、淀川大橋南詰に到着。万歩計で1,148歩ある淀川大橋を渡る。10時55分、淀川大橋北詰に到着する。10時59分、姫島通りに出て塚本駅を目指す。11時2分、保育園児の集団と出会う。11時8分、柏里2に到着。11時11分、サンリバー柏里商店街に到着。その先に塚本駅(11時13分)があった。この駅上には阪神高速道路があった。
※向日町駅、長岡京駅、山崎駅、島本駅、高槻駅、茨木駅
※新大阪駅、大阪駅、尼崎駅、西宮駅、芦屋駅、住吉駅
②もう一つは、東海道本線踏破の前夜(2009年3月17日(火))、大学の友人である高田夫妻にご馳走になったこと。その時の場面は次の通り。
※高田氏は下記のような数字パズル作品の達人で、立命館数物同窓会の世話人を一緒にやって頂いている。
芦屋駅には17時25分到着。運良く少しの待ち時間で17時28分の新快速に乗れ、三ノ宮駅に向かうことができる。芦屋から三ノ宮までノンストップで、三ノ宮駅には17時37分到着する。そこから三ノ宮駅前を散策し、地図の解釈を誤り少し遠回りするが、東横イン三ノ宮Ⅱ(306号室)には何とか18時6分到着する。三ノ宮駅からはポートライナーが出ていた。このポートライナーにはその昔乗ったことがある。始めて経験した自動改札の苦い思い出が今蘇る。そんなことを考えているうちにホテルに着く。本日宿泊するホテルは14階の立派な建物であった。しかも、三ノ宮駅から近く立地条件も最高であった。「ホテルでシャワーを浴びて高田夫妻に逢おう」と当初は予定していたが、時間の余裕がなく断念する。到着するや否や直ぐ本日の待ち合わせ場所に向かうこととなる。高田君から18時21分、携帯に現在地の確認の電話が入る。「今西口に向かっています」と回答する。何とか約束の時間の18時30分前に到着する。西口には高田夫妻が首を長くして待ってくれていた。高田夫妻にイタリア家庭料理の店でご馳走になる。この店には夫妻の知り合いの方がおられるとのことであった。また機会があれば行きたい店であった。
※1.六甲道駅、三ノ宮駅、元町駅、神戸駅、摂津富田駅、千里丘駅
※2.摂津富田~灘駅の12駅舎は、日本縦断対象駅舎670ではありませんが、踏破したので記載させて頂きました。
③そうして、2009年3月18日(水)、東京から神戸までの東海道本線が踏破できたこと。その時の感動の場面は、次の通り。
11時39分、元高3番街とある鉄道下に続く商店街を歩く。通路は2m位であった。大半の店が平日のためかそれとも時間帯のためかでシャッーターをおろしていた。11時49分、モトコ7番街を通過。11時55分、SL機関車D511072前に到着。記念写真後、JR線下を潜り、右側に出る。11時58分、今回のシリーズで大きな目標に置いた神戸駅に到着する。やっと東京から神戸までの東海道本線の踏破を達成する。(途中略)いずれにしても、東海道本線という大きなテーマの歩きを終え大いに満足する瞬間であった。偶然にも新橋=神戸の鉄道開設以来、平成21年の6月末で120年とのことで、この記念すべき年に東海道本線踏破の樹立ができて非常に光栄の限りである。
※岸辺駅、吹田駅、東淀川駅、塚本駅、立花駅、甲子園口駅
※さくら凧川駅、甲南山手駅、摂津本山駅、灘駅
次回からは、第5編の山陽本線となります。引き続きご愛好宜しくお願いします。
本カッシー館では、皆さまからのご意見・ご感想をお待ちしております。
benkassy.kan@gmail.com まで、メールでお気軽にお送り下さい。
なお、お手数ですが実際にメールされる場合は@を半角に変換の上、送信をお願いします。