山陽本線の駅舎とは!!”日本縦断の旅”その40(大道~下関)

投稿日:2020年06月12日

山陽本線の締めは、大道駅から下関駅までの15駅舎。ただし、番外の駅舎5駅を加えているので20駅舎となります。2018年4月から”日本縦断の旅”と題し、都合40回シリーズ(1回の投稿18駅舎基準)で投稿して来ました。長い間、ご愛好頂き有難うございました。

運よく、コロナによる他の都道府県への移動制限がまもなく解除されると思われます。その暁には、早速、目下金字塔のひとつである”全国鉄道つたい歩き”を目指し、まだ足を踏み入れていない秋田・鳥取・島根・長崎を最優先で頑張ろうと思っています。その状況は引き続き、カッシー館に投稿して行きます。カッシー館への立ち寄り宜しくお願い申し上げます。

さて、大道駅から下関駅の区間で印象に残っているのは次の場面だろうか。早速、その場面を著書続刊号から引用させて頂きます。

※大道駅、四辻駅、新山口駅、嘉川駅、本由良駅、厚東(ことう)駅

①2011年4月29日(金)、幡生駅から新下関駅までの道のり。

幡生駅から新下関まで3.7kmしかないのに大回りをし、106分要する。すなわち、50分位遠回りをする事態となる。敗因は新下関が海岸線にあると錯覚(地図の表示を誤って理解)したことだ。そのため関門海峡方面に進んでいた。可笑しいと考え、14時11分、椋(むく)野町三丁目13辺りで方向修正。念のため通行人にも尋ねる。予想通り誤った道を進んでいた。それで、要所要所で何人もの人に道を聞きながら新下関に向うことになる。しかし、聞きたいときには通行人の姿が見えず少しパニック状態となる。自分には冷静になるよう自問自答する。正にウォーキングの醍醐味を味わうことになる。道に迷うと修正には時間を要することを改めて教えてもらう。このような醍醐味は外房線踏破(平成15年8月)の際、麻雀博物館がある大東駅近郊でも体験したので懐かしくなった。

※宇部駅、小野田駅、厚狭(あさ)駅、埴生駅、小月駅、長府駅

14時45分、国道2号線に出る。やっとのことで新下関には15時13分に到着する。駅前には大和交通タクシーが止まっていた。新下関という駅舎名が見当たらず、駅で10分程度右往左往する。駅員に尋ねるが、「ないと思います」の応対であった。鉄道の右に沿って歩く。しかし、100m歩いた先で行き止まりとなる。鉄道を整備していた人に「鉄道の左側に出る近道」を尋ねる。「目の前の道路に上がり、横断するのが早いです」との回答を頂き、反対側の道路にでる。一旦は諦めて次の駅に向おうと思ったが、ひょっとしたら反対側の方にあるのではないかと思い駅側に引き返す。これまでの勘である。案の定、雄大な駅前があり、駅舎には「新下関」(15時26分)が描かれていた。ここでも「粘り強く歩む」という人生の大切な点について、ウォーキングを通じて教えてもらう。

※新下関駅、幡生(はたぶ)駅、下関駅、新長田駅、鷹取駅、須磨海浜公園駅

②2011年4月30日(土)、小月駅から埴生(はぶ)駅までの道のり。浜田川で泳ぐ鯉と三っ小が強く印象に残った。

※鯉のぼりの大群

本日の電車は昨日と異なり、白・こげ茶に青のラインがある車両であった。車内には沢山の学生を見かける。大半の学生が宇部駅で下車する。宇部駅で数分停車する。8時10分、駅前で数枚写真を撮り、うす曇のなかサンモール商店街を経由して埴生(はぶ)駅に向う。8時17分、浜田川に差し掛かったとき、川に吊るした沢山の鯉のぼりを見かける。橋の側面にも黄色と錦の2匹の鯉が描かれていた。8時22分、日清食品下関工場前を通過。8時25分、下関市小月小島で小郡42kmの道路標識を見つける。偶然にも「珍しい3つ使用した小」なのでメモする。

➂2011年5月1日(日)、新山口駅界隈の秋芳洞。

※秋芳洞

新山口駅には13時58分到着。14時、駅内の味彩でふぐ天ぷらそば等を食べる。下関の名物のふぐが食べられほっとする。この店は昨年の8月以来で懐かしかった。10分位休息して、陸橋を渡り(14時12分)、新幹線口に出る。駅前で時間が許す限り、新山口駅前の風景をデジカメに収納する。15時30分、秋芳洞行きのバスに乗る。乗客は20名位だった。運賃は片道1,140円であった。新山口から秋芳洞まで45分位の所要時間を要する。バスは新山口の新幹線口、在来線口、それから新山口の市街地を経由して秋芳洞と行った。途中安芸路の風景を楽しもうと思ったが、睡魔に襲われ眠り込む。秋芳洞には15時19分到着。

※下関=新山口の踏破記念(実家の玄関先に展示)

1,200円の入場料を払い、1時間程度秋芳洞内を散策する。洞内は案内によると一年中17度位とのことであった。それ故、夏は涼しく、冬は暖かい。洞内にはアベック連れの観光客等が多数いた。少し行った先に秋芳洞冒険コース(別料金)があり、ヘルメットにヘッドランプをつけた何人かの若者の姿があった。16時14分頃洞内を出る。福秋亭でお土産を購入。一つは、お袋用で、鍾乳石に「下関=新山口 踏破記念」、もうひとつは孫用で、「成(せい)志(じ)」と筆の達人に書いてもらった。いい土産ができたと満足。16時40分のバスに運良く間に合う。新山口駅には17時25分頃到着。

 

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