山陰本線の旅!!その4(泊~鳥取)

投稿日:2020年08月14日

2020年8月1日(土)晴れ、山陰本線の旅の第4弾は、泊から鳥取までの営業キロ28.6㎞に挑戦する。本日鳥取駅で乗車する出発時刻は8時6分であったので、東横インでゆっくり朝食を済ませての挑戦となる。昨日は本来ならば夏休みのため高校生の姿が少ないと思われたが、コロナによる影響で夏休みを返上して授業があったのか多かった。しかし、本日は土日で、列車に乗る時間帯も遅めであったため、学生の姿は殆ど見受けられなかった。

※泊駅

本日は昨日と大きく異なり、線路が山間から山間と続き、鉄道が国道9号線に沿っていなく、鋸型に歩くことを余儀なくされた。後で振り返ると、昨日のコースと好対照で、本日のコースが一番難しかった。それ故、随所で路に迷う、大回りをするという、ウォーキングの醍醐味を堪能する一日であった。結果的には、昨日、営業距離を5.7㎞前倒していたのが功を奏した。苦しい一日であったが、一方では達成感を一番感じる一日でもあった。

幸いなことに、身軽やリュックなしの歩きで、終点が時間の制約を受けない鳥取駅であったので、リラックスした環境で終始歩くことができた。各駅舎の立ち寄り時刻は次の通り。

泊(9:09)〜青谷(11:14)〜浜村(13:10)〜宝木(14:21)〜末恒(16:10)〜鳥取大学前(17:06)〜湖山(17:51)〜鳥取(19:15)

①泊駅から青谷駅までの歩きは、運よく国道9号線からの分岐点を発見でき、山間から出て来る鉄道(9時56分、上りコナンの画像がある列車)を見つけ順調な滑り出しだった。しかし、10時56分、勝部踏切を400m位先に駅舎を見つけるが、途中工場などがあり中々青谷駅に到着できず。15分大回りして、やっと日置川踏切を横切って行った先に青谷駅(11時14分)があった。狐に化かされたような約30分間であった。

※青谷駅への路

※右手にJR線を発見!!、勝部踏切

※遠回りの道筋、日置川踏切、青谷駅

②浜村駅への路は、地元の人にお伺いしたところ、近道の道筋もあったとのことであった。しかし、地図を見る限り、国道9号線(11時38分合流)に戻って踏破するのが王道だと思い、このコースを選定する。国道まで1.5㎞位鋸型に歩くことを余儀なくされる。青谷駅から暫く歩くと新青谷大橋(日置川)があった。12時1分、京都から230㎞地点に到達。その先に日本海の風光明媚を眺めるスポット「魚見台」があった。12時18分、右手にJR線路を確認する。12時53分、八幡神社で本日の安全を祈願する。駅前に浜村温泉の看板がある浜村駅には13時10分到着。

※青谷駅、日置川、京都まで230㎞地点

※魚見台、浜村駅への脇路に切り替え、八幡神社

※浜村駅、懐かしい”フコク生命のたばこ広告”

➂宝木(ほうぎ)駅への路も国道9号線に戻ってからの挑戦となる。14時4分、万歩計で161歩ある宝木橋の辺りで、運よく地元の人に宝木駅への道筋を確認する機会を得る。「500m位歩いた先のホームセンターを右折して直進した先に宝木駅がある」とのことであった。14時21分、宝木郵便局を通り過ぎた先に宝木駅があった。

※宝木橋、宝木駅、白兎の旗

④末恒駅への道筋も国道9号線に戻ってからの挑戦となる。同じ道筋を歩き、ホームセンターがある地点まで引き返す。14時33分、京都223㎞、豊岡116㎞、鳥取16㎞の地点に到達。次の4つのトンネルを経由しての歩きとなる。(1)酒ノ津第二トンネル(14時45分到達、201m)(2)酒ノ津第二トンネル(14時54分到達、292m)(3)水尻トンネル(15時10分到達、100m)(4)白兎トンネル(15時26分到達、145m)

このトンネルを出ると、神話の里”白うさぎ道の駅”があった。白兎の丘など風光明媚な海岸線が続いていた。15時50分、京都218㎞、豊岡111㎞、鳥取12㎞の地点に到達。16時6分、末恒小学校の先に末恒駅(16時10分)があった。

※白兎の像、末恒駅

⑤国道9号線に16時22分戻る。16時26分、中の茶屋交差点に到達。道なりに淡々と歩く。国道から3m位上がったところに鳥取大学前駅(17時6分)があった。時刻表をみると、特急停車の駅となっていた。この駅は比較的新しい駅舎と察知した。

※鳥取大学前駅

⑥湖山駅の道筋は、道路標識に惑わされ、迷路に突入する。何人もの地元の人の応援を得て、やっとリカバーできる。これまでの体験から、一度迷路に入ると現在地点を見失いパニックとなり、中々迷路から脱出できない。この場合、周りの地図の位置付けを見失っている関係で、ナビは余り頼りにはならない。17時47分、山王道踏切を横切って鉄道の左側に出る。その道なりに歩いた先に湖山駅(17時51分)があった。営業キロ1.3㎞に45分もの所要時間を要する。しかし、パズルを解くような面白い行程であった。

※湖山川、山王道踏切、湖山駅

⑦一方、鳥取駅への道筋は難しいと思ったが、ナビによる解明で、地元の人の応援なく踏破できる。簡単な湖山駅への道筋と好対照であった。18時31分、万歩計で525歩ある八千代橋(千代川:311m)を渡る。これまでの体験で、大きな駅舎には必ず川という障害物がある。ここでもそのルールが適用された。終着の鳥取駅には19時15分到着。ホテルで汗を流したあと、「三顧の礼」と称し、昨日に引き続き”くさかべ”に出向き、本日の疲れを癒す。

※八千代橋、千代川に沿った土手、鳥取駅

続く!!

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