大糸線踏破の旅!!その2(小滝~白馬大池)前編
投稿日:2020年10月10日
2020年10月4日(日)曇り、大糸線踏破の旅の第2弾は、小滝駅から白馬大池駅までの26.4㎞に挑戦する。鉄道沿線には北アルプスの山並みと姫川が前方に立ちはだかり、トンネルまたトンネルの道筋で、今回のシリーズで最も難しいコースであった。しかし、運よく、暑くなし寒くなしで、最高のウォーキング日和であった。
※信濃大町駅
※南小谷駅
※南小谷駅、糸魚川駅行の車内(1名乗車)、車窓からの風景
信濃大池駅から始発の列車で、南小谷駅、小滝駅と移動する。南小谷駅からはJR東日本(電化路線:主に2両編成)からJR西日本(非電化路線:1両編成)となる。南小谷駅で22分の待ち合わせ時間があった。信濃大町駅発7時18分の2番目の電車だと、何と南小谷駅で1時間45分の待ち合わせ時間となる。それ故、6時10分発の始発電車を選定した。加えて、ダイヤが少ないため、南小谷駅から糸魚川駅までの営業キロ35.3㎞はこれまでの歩き鉄で5本指に入る難関なコースであった。
小滝駅まで沿線の風景をウォッチしながら移動する。途中、簗場駅(やなば)と白馬駅で対向電車を待ち合わせる。南小谷駅からは私を含め6名と寂しい乗客。小滝手前の平岩駅で3名下車(白馬岳登山か?)となり、平岩駅から小滝駅までは3名となった。
本日の各駅舎到着時刻は次の通り。
小滝(8:15)〜平岩(10:33)~北小谷(13:15)~中土(15:07)~南小谷(16:11)〜千国(16:38)~白馬大池(17:26)
※小滝駅
①小滝駅から平岩駅までの営業キロ6.8㎞はトンネルと洞門の繰り返しで平岩P(10時2分)まで続く。途中、糸魚川駅行バス(9時19分)と対面する。洞門から適宜姫川の景観を画像に収めながら歩く。トンネルを出た際、茶臼トンネル・小滝トンネル5,777mとあった。平岩Pから平岩駅までは、姫川に沿った下り坂の路筋を進行する。途中、1名の自転車野郎と対面(10時10分)し挨拶を交わす。10時22分、国道148号線から離れ、県道375号に切り替える。国道の交差点先はトンネルが続いていた。(当初はこのトンネルに戻るコースを想定)。
※これから長い長いトンネルに入る!!洞門から観た姫川の風貌
※トンネル内の様子、洞門内の様子、トンネル・洞門内の間の道筋
10時30分、大所川橋を渡った先に平岩駅(10時33分)があった。平岩駅前後で25分位、一時的な雨に遭遇する。南小谷駅員に問い合わせたところ、「県道375号線は峠越えのため、一人歩きや止めた方がいい」との助言がった。それ故、平岩駅前の店で、駅前の道筋を通って北小谷駅まで行けるか否かを問い合わせる。「通り抜けできます。葛葉峠を下った先で国道に連絡します」との回答を得、ホットする。街道歩き達人高野氏の推奨言葉を思い出した。「千国街道(ちくに)はいいですよ」を。
※まもなく長いトンネルを通過!!平岩パーキング、工事中の現場
※先の交差点を左折、田中屋旅館、糸魚川行きの列車
※平岩駅前(白馬岳登山口看板)、平岩駅
②平岩駅から白い大仏が目に入った。これからその大仏を目指して歩くこととなる。10時41分、万歩計で135歩ある平岩洞門を通過する。この界隈は新潟県糸魚川市であった。10時56分、雨上がる。同時に千国街道を上る時間帯となる。11時7分、平岩駅から見た大仏(宝財)前に到着。階段を駆け上がった先にあった。残念ながら、大仏前は雑草が生い茂っていた。本日の安全を祈願する。11時24分、ボッカトチノキ(天然記念物:1971年3月26日)前を通過。50年の歳月でこのような大木に変身するのには驚いた。11時31分、葛葉峠に到達。ここから下り坂となる。11時37分、万歩計で137歩ある葛葉洞門を通過する。ここから暫く洞門が続く。
※遠くに大仏、平岩洞門、くねくねした坂道を上る
※大仏
※大仏、ボッカトチノキ
※葛葉峠、葛葉洞門
※千国街道満喫しました!!国界橋、新潟県糸魚川市から長野県小谷村となる
11時55分、国道148号線に合流する。11時56分、万歩計で128歩ある国界橋を渡る。その先に603mある湯原トンネルがあった。このトンネルから長野県小谷村となる。曇り空から晴れとなる。トンネル内で12時のサイレンを聞く。12時31分、1,070mある塩坂トンネルに入るや否や、ゴーゴーという空調を聞きながらこのトンネルを通過する。12時47分、道の駅小谷でかき揚げそばを頂く。この店で北小谷駅への道筋をお伺いする。「小谷大橋を渡り、階段を下った先に北小谷駅があります。」との回答を得る。教えて頂いた通り歩いた先に、北小谷駅(13時15分)があった。この駅舎は、朝車窓から見た通り、姫川、小谷大橋、道路、JR線が複雑に絡み、複雑な場所にあった。
※トンネル内でゴーゴーという正体、道の駅小谷でランチ
※道の駅小谷にある恐竜親子、橋の向こうに北小谷駅
※北小谷駅、中土駅への路
(その2)後編に続く!!
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