奥羽本線の旅!!その6(青森〜弘前)前編
投稿日:2021年09月14日
2021年9月3日(金)晴れ、奥羽本線の旅の6日目は、青森駅から弘前駅までの37.4㎞に挑戦する。当初のウォーキングは新青森駅から弘前駅までが9月3日、青森駅から新青森駅までが9月4日と、二日に分けて予定していたが、安全面と明日ゆったり観光に専念したいことから前倒しとした。それ故、弘前発の出発時刻を7時26分から5時26分の始発に繰り上げる。一日営業キロ37㎞超えは、2019年6月6日(土)の北陸本線(南今庄〜福井:37.4㎞)以来である。そのため、久し振りにプレッシャーを感じたが、一方では、時間に追われない歩きを展開できた。
※いざ出陣、弘前駅
※弘前駅
本日の歩きは、アンラッキーにも心配する事態が的中した。すなわち、青森駅から新青森駅の間でロスタイムの事態が発生したからだ。変更前であれば、復路の新幹線の時刻が気になり、本日のような平常心で臨めないだろう。主要駅の場合、色な路線が乗り入れて来る。それで、路線の方向性を誤り、路に迷うケースが発生する。2007年3月、東海道本線の名古屋駅から尾頭橋駅に向かう際、誤って関西本線の八田駅に向かった。また、2017年6月、白新線の大形駅から新潟駅に向かう際、誤って信越本線の越後石山駅方面に向かった。
※青森駅東口
本日は昨日と同様、浪岡駅界隈から岩木山を堪能しながら歩く。地図(レールウエイマップル)を見る限りでは、本日の路線は青森から川部までが単線、川部から弘前までが複線となっていた。各駅舎立ち寄り時刻は次の通り。
青森(6:36)〜新青森(8:13)〜津軽新城(9:04)~鶴ヶ坂(10:35)〜大釈迦(12:16)〜浪岡(13:58)〜北常盤(15:40)~川部(16:55)〜撫牛子(ないじょうし、18:10)〜弘前(19:00)
①青森駅の足の踏み入れは、記録を紐解くと2012年6月14日(木)以来となっており、6時9分、青森駅に到着するや否や、懐かしくなる。この時は青い森鉄道(青森〜目時:121.9㎞)とIGRいわて銀河鉄道(目時~盛岡:82.0㎞)を2012年6月13日(水)から6月19日(火)にかけて歩いた。営業キロ203.9㎞を7日で踏破した。今から考えると驚異的な数値で自分でもビックリ。青森駅東口の駅舎風景は9年前と全く異なり、現在工事中であった。青い森鉄道、東横イン、八甲田丸などを見ると、9年前が昨日のように思い出された。懐かしさの余り、30分位、青森駅界隈を散策。
※青森港散策、八甲田丸
※青森駅前と青森駅
※青森駅
青森駅西口、特に青森駅東口
駅舎内の通路を経由し、6時36分、青森駅東口から西口に移動し、新青森駅に向かう。7時13分、誤って地図を解釈したため、古川跨線橋で弘前・藤崎の道路標識を見たにも関わらず、反対方向に進行する。誤って青い森鉄道の筒井駅方面に進もうとしていた。地元の人に「新青森方面の道筋」をお伺いして大正解であった。「とんでもない方向に来ていますよ。新青森駅は国道7号線に戻るのが一番わかりやすいですよ。」と教えて頂き、国道7号線に繋がる古川跨線橋(7時13分)まで戻る。道筋を教えて頂いた方が、親切にもフォローのため、自転車で追い掛けて来て頂く。温もりを強く感じた。このような事例は本年6月、羽越本線の村上駅界隈でもあった。感謝また感謝の気持ちで一杯となった。この橋の中央辺りから、八戸方面に向かう青い森鉄道と弘前方面に向かう奥羽本線がこの橋下を起点として双曲線状に走っていた。20分位ロスタイムが生じたが、やっと原因究明できホットする。
※誤って青い森鉄道の方向に
※青い森鉄道路線、奥羽本線
ここからも誤って津軽線に進行しないよう用心深く歩く。正解は国道7号線を直進すべきところ、地図の解釈を誤り、国道7号線を離れ、色々な脇道を繋ぎながら新青森駅に向かう。7時31分、秋田200㎞、弘前38㎞、藤崎31㎞と記した道路標識前を通過。7時38分、脇道に踏み入れたため道路下を潜る。7時51分、やっと川沿いの脇道から脱出し、国道7号線に合流し、地図での現在地を確認できる。津軽線進行への不安は解消され安堵する。国道7号線を直進し、新青森駅には8時13分到着。営業キロ3.9㎞に73分要す。今から考えると、青森=新青森間は今回の旅で一番面白い区間であった。まるで難解なパズルや数学の問題を解くような体験をしたからだ。
※新青森駅への路
※新青森駅への路、新青森駅
新青森駅
※新青森駅
②新青森駅で17分散策し、8時30分、津軽新城駅を目指す。8時36分、石上踏切を渡るか否か右往左往するが、地図の道筋に従い渡ることにする。鉄道の左側となる。淡々と歩く。9時2分、新城坂踏切を横切って、鉄道の右側となる。その先に津軽新城駅(9時4分)があった。
※石上踏切、津軽新城駅、新城坂踏切
※津軽新城駅
※津軽新城駅、新城坂踏切(つがる通過待ち)
➂津軽新城駅界隈は丘となっており、通り抜ける道筋がないと判断し、先程の踏切を再度横切り鉄道の左側(9時17分)となる。丁度この踏切を秋田方面に向かって特急”つがる”が通過して行く。9時31分、山道の上り坂を歩く。9時33分、白旗野跨線橋を跨ぎ、鉄道の右側となる。10時30分、秋田190㎞、弘前28㎞と記した道路標識前を通過。鶴ヶ坂駅には10時35分到着。後編に続く!!
※鶴ヶ坂駅
※鶴ヶ坂駅
※鶴ヶ坂駅
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