福知山線の旅!!その1(西宮名塩〜川西池田)

投稿日:2021年11月20日

2021年11月12日(金)晴れ、福知山線の旅の第一日目は、新大阪駅まで新幹線で移動し、そこから在来線で西宮名塩まで向かう。そして、福知山線の西宮名塩駅から川西池田駅までの営業キロ10.9㎞に挑戦する。

※新横浜駅、往路の乗車券・特急券

※尼崎駅、西宮名塩駅

福知山線は2019年7月、福知山線の福知山駅から柏原駅まで歩いた際、帰路で乗車した。また、2020年1月、家内と天橋立・城崎温泉に旅行した際にも乗車し、沿線の状況を下見する機会を得た。その時以来、歩くには難しい路線であるとインプットされた。

これらの下見を受けて、柏原駅から尼崎駅までの営業キロ80.0㎞を効率的に歩くためには、如何に区間を区切り、如何に歩くかの旅行プランの策定に、安全面の要素も組み入れ推敲に推敲を重ねて検討した。その結果、修正前の歩きプラン(道場駅〜武田尾駅で一日、武田尾駅〜西宮名塩駅で一日)が誕生した。しかし、篠山口観光案内所や友人などの情報から、道場駅〜武田尾駅〜西宮名塩駅の区間が、廃線跡を活用することにより、一日で歩けそうだと判明。嬉しい朗報であった。これらの情報から急遽、11月15日(月)の歩きを道場駅〜西宮名塩駅を一日で歩く計画に変更する。そして、16日以降のプランを変更し、ラッキーにも神戸電鉄の三田駅から有馬温泉駅までの14.5㎞に足を伸ばすことができる上方修正プランとなった。

※道場〜武田尾〜西宮名塩(難所区間)

西宮名塩駅から川西池田までの駅舎立ち寄り時刻は次の通り。

西宮名塩(10:54)〜生瀬(11:43)〜宝塚(12:18)〜中山寺(13:21)〜川西池田(14:31)

①西宮名塩駅は昭和の終わりに開設されたとのことで、山を切り開いたところに駅舎があった。この駅舎に到着次第駅員さんに、道場駅から武田尾駅までの間で地図上寸断された区間(500m位)があり、この区間がトンネル経由で繋がっているかどうかを確認する。航空写真などからも調べてもらい、「この途切れた区間は歩けません」と教えて頂く。それ故、当初の通り10㎞位山道を迂回する必要があると判明し、大変な行程であると改めて認識する。

※西宮名塩駅

駅舎近辺を色なアングルで撮影後、中国自動車道下を潜りながら生瀬駅を目指す。11時1分、塩瀬中学校バス停(阪急バス)を通過。11時4分、尼子谷橋を渡ろうとする際、大事な地図が見当たらない。ロストの恐れもあり、橋の界隈で5分位右往左往する。冷静に判断した結果、西宮名塩駅で駅員さんに尋ねた際、別の場所に無意識に格納していることが判明し胸を撫でおろす。11時9分、万歩計で163歩ある尼子谷橋を渡る。11時15分、11時22分と蛇行した中国自動車道を潜りながら川に沿って歩く。11時40分、生瀬通りがあり、その先に生瀬駅(11時43分)があった。

※尼子谷橋、尼子谷橋からの眺め

※生瀬通り

※生瀬駅、新生瀬大橋、宝塚駅への路

②11時47分、上着を脱ぐ。11時56分、生瀬通りから幹線道路に再度合流する。11時59分、新生瀬大橋を渡る。12時2分、生瀬橋東詰を通過。武田尾駅への道筋が道路標識にあった。段々と町らしくなる。高台に沿って住宅街が広がっていた。阪急宝塚駅と道路を挟んでJR宝塚駅(12時18分)があった。初めて土を踏んだ宝塚駅構内にも立ち寄る。宝塚駅から川西池田駅にかけて、阪急宝塚線が福知山線と並走する。誤って阪急宝塚線に行かないよう用心して歩く。

 

※宝塚駅界隈、宝塚駅

※宝塚駅、勅使川橋

➂12時28分、阪急宝塚線が福知山線の上を横切る。阪急線に行かないように用心して、JR線の右側を歩く。12時35分、福知山線を走る特急”こうのとり”と対面する。12時39分、川西踏切を横切り、JR線の左側となり淡々と歩く。13時15分、丸亀製麺があった。中山寺駅歩いても歩いて到達せず。やっと馬上太子像がある中山寺駅には13時21分到着する。

※丸亀製麺、中山寺駅

※馬上太子像

④13時31分、八幡神社前で本日の安全を祈願する。13時45分、故郷香川に多いため池前を通過。少し肌寒くなり上着を着る。阪急線の平井車庫からの路線下を潜る。14時11分、雲雀丘学園中学校・高等学校前を通過。道路を挟んで東洋食品工業短期大学があった。国道176号線をひたすら歩く。14時31分、本日の終着駅である川西池田駅に到着する。

※川西池田駅への路

※川西池田駅、篠山口駅

⑤川西池田14時41分発の区間快速(8両編成)で篠山口に移動する。篠山口駅には15時34分に到着。次の福知山方面の各駅停車は16時29分。たまらず、16時3分発の特急”こうのとり”で柏原駅に向かう。懐かしい柏原駅には16時26分到着。今回の旅で発見した。尼崎から篠山口までは複線であるが、篠山口から福知山までは単線であることを。駅から10分位歩き、本日から3泊するグリーンホテル松風を目指す。ホテル到着後、汗を流し、ホテルから紹介された”実のや”で本日の疲れをいやす。この店でラッキーにもマスターなどと”鉄道つたい歩き”に関し、話す機会を得る。至福のひと時であった。

※篠山口駅から”こうのとり”で柏原駅へ

※下町の居酒屋”実のや”で祝杯

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