奥羽本線の旅!!その5(湯沢〜院内)
投稿日:2022年09月02日
2022年8月27日(土)晴れ/一時雨、奥羽本線の旅の5日目は、湯沢から院内までの営業キロ16.0㎞に挑戦する。当初は湯沢〜大滝までの30.1㎞を考えていたが、院内〜及位〜大滝の区間は、山間で重いリュックを背負っての歩きは厳しい。加えて、15時当たりから大雨の恐れもある。更に九カ条からなる”こだわり鉄道つたい歩き”の第5条(先憂後楽の考え方)に反すると考え、院内止まりとする。途中までは、及位までの24.6㎞も考えたが、体調不良もあり院内止まりとした。ただ、約2時間の待ち時間を有意義に活用する必要があった。
※ホテルスタート
本日、何気なくテレビをつけたところ、NHK番組(5時45分頃)の”あの人に会いたい”で昆虫研究者矢島稔さんが登場。人生のこだわりに共感する。何か新しいエネルギーをもらったような心境になった。一層の鋭意努力の必要性を痛感する。
本日はホテルで朝食を済ませ、湯沢駅経由をカットし、ホテルから直接、院内駅を目指す。各駅舎立ち寄り時刻は次の通り。
湯沢(7:38)〜上湯沢(8:57)〜三関(10:05)〜横堀(11:56)〜院内(13:47)
①ホテルを出発。8時48分、水滴を感じ、湯沢簡易裁判所前でリュックに黄色いカッパをかける。少し歩くと雨あがる。8時21分、関口跨線橋を渡り鉄道の右側となる。8時47分、三関踏切を横切り、鉄道の左側となる。8時50分、三関小学校がある。住宅街を経由し、少し戻った先に上湯沢駅があった。
※湯沢簡易裁判所、上湯沢駅への路、三関小学校
※上湯沢駅
※上湯沢駅
②再度踏切を渡り、国道13号線に戻るコースを避け、鉄道を右手にして歩く。9時4分薄日となる。9時6分、45歩ある新木内橋(戸沢川)を渡る。9時15分、下関の地名に出会う。途中高速道路が登場し、鉄道の電柱が見えなくなり不安となる。ネットで三関駅界隈となるが、高速道路下を潜る道路が登場しない。今か今かと歩いているうちに、9時53分、高速道路下を潜る道路が登場し安堵する。9時57分、第一大立踏切を横切り、5分位戻った先に三関駅(10時5分)があった。
※三関駅への路
※第一大立踏切、リンゴ園、三関駅
※三関駅
➂10時10分、国道13号線に合流する。10時47分、357歩ある須川橋を渡る。11時8分、山形110㎞、新庄49㎞、金山33㎞と記した道路標識前を通過。11時11分、小野小学校の校舎が秋田電設の建物となっていた。11時22分、28℃と記した電光板前を通過。11時31分、JR線を跨ぎ、鉄道の左側となる。横堀駅には11時56分到着。聞くところによると、菅義偉前首相の実家がこの駅から数キロ位先にあるとのことであった。
※須川橋
※横堀駅
※横堀駅
※小野小町
④12時20分、320歩ある万石橋(役内川)を渡る。地図に沿った国道13号線を上る。しかし、国道から駅舎に繋がる道筋がなく、大きく迂回するリスクがある。それ故、12時55分、先程通過した踏切まで引き返すことにする。15分位ロスタイムが生じる。13時3分、下院内踏切を横切り、鉄道も右側となる。その先で温もりあるご婦人と出会う。「院内駅はこの橋を渡らないといけない。腰が痛そうなので湿布をあげましょうか」と。「ありがとうございます。何とか歩けると思います」と行ってこの場を去る。
※院内駅への路、下院内踏切
※院内駅への路、常盤橋
13時13分、95歩ある桂橋(雄物川)を渡る。13時31分、常盤橋を渡る。やっとのことで、13時47分院内駅に到着する。100mが1㎞に感じると同時に段差越えが辛かった。2015年5月5日(火)、東北本線の松島駅から塩釜駅までの辛い歩きを思い出した。今日はそこまでの辛さではなく助かる。次の新庄行きは15時39分であった。
※院内駅
※院内駅、大曲行き(大曲花火のための臨時便)
足腰の疲れを癒した後、待ち時間を有効活用するため、院内駅に面した院内銀山異人館を鑑賞する。スタッフの方から貴重な資料を頂くと同時に、院内駅の歴史などについてもお伺いする機会を得る。心地よい待ち時間となった。今日は大曲花火大会のため、院内から大曲まで向かう3両編成の臨時列車(15時40分発)が3番ホームに停車していた。
※院内銀山異人館
⑤院内15時39分の電車で新庄駅に向かう。ホテルで寛いだ後、ホテル推奨の山葵家を紹介してもらう。料理よし、酒よしの店であった。本日の疲れを一気に吹っ飛ばす。
※本庄駅
※ホテルやまき、山葵家
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