高山本線の旅!!その3(渚~下呂)前編
投稿日:2024年03月22日
2024年3月15日(金)快晴、高山本線の旅の3日目は、渚駅から下呂駅までの営業キロ27.6㎞(今回の旅で最長)に挑戦する。当初は下呂発7時35分を予定していたが、不測の事態に備えて、昨日と同様、下呂発6時24分の列車で向かうことにする。しかし、何かの事態が発生し、25分遅れとなる。渚駅7時5分到着のところ、7時30分に到着する。
※下呂駅
※渚駅
本日の各駅舎立ち寄り時刻は次の通り。
渚(7:30)~飛騨小坂(おさか、9:50)~飛騨宮田(12:22)~上呂(13:36)~飛騨萩原(14:50)~禅昌寺(15:45)~下呂(17:20)
①飛騨小坂方面に向かった道筋を歩いても国道41号線に出られると思ったが、安全を期し、昨日歩いた第四益田街道踏切を横切り国道41号線に7時36分合流する。少し歩くと高台から再度渚駅が見えて来る。道路下には鉄道の左側に沿った道路が続いていた。そして、国道41号線に繋がっていた。8時8分、1,511mある小坂久々野トンネルが見えて来る。よく見るとこのトンネルも昨日の宮峠トンネルの同様、歩行者立ち入り禁止とあった。トンネル前に柵があり合流できないようにしていた。このトンネルを潜らず大きく迂回するルートを歩く。8時12分、いつの間にか鉄道の左側となっていた。8時20分、阿多粕(あたかず)バス停(濃飛バス)を通過。
※第四益田街道踏切、渚駅
※小坂久々野トンネル
※トンネルを経由です迂回
8時22分、高山市から下呂市となる。8時45分、JR線下を潜り、鉄道の右側となる。8時45分、トンネル経由のバイバスルートと合流する。8時38分、下呂25km、美濃賀茂97㎞、名古屋131㎞と記した標識前を通過。丁度、左手には下り列車があった。9時10分、門坂橋を渡る。9時15分、いつの間にか鉄道の左側となっていた。飛騨小坂の街並みとなる。もうそろそろ飛騨小坂駅があると思い、対面した方に飛騨小坂駅への道筋をお伺いする。「この先を右折し、橋を渡った先にあります」と教えて頂く。しかし、何処から曲がるか分からず、別の方にお伺いする。「私も駅方面に向かいます。ご案内します」との親切な返事を頂く。小さい橋を渡り、緑色の無数原大橋を渡った先に飛騨小坂駅(9時50分)があった。お礼を言って親切な方と別れる。駅前には商店街が広がっていた。それにしても、「この駅の踏破は難しい」と改めて痛感。橋の向こうに街並みが広がっているとは。
※高山市から下呂市へ
※飛騨小坂駅への路
※飛騨小坂駅
②鉄道に沿った道筋が続くので、飛騨小坂駅から300m位行った先で、庭掃除していた私と同じ位の年恰好の主婦の方に、「この道を真っ直ぐ歩いて飛騨宮田駅に行けますか」と問い合わせる。「時間はかかりますが行けます。踏切を渡り、真っ直ぐ歩き、橋を渡り国道に出て、戻った先にあります」と教えて頂く。私のジャイアンツのユニホームを見て、親しみを感じられたのか、「主人を含め巨人ファンです。ひな人形をまだ飾っています。鑑賞して下さい」と言って玄関先に案内頂く。そして、菓子パンを頂く。この方と10分位世間話をする。遠い昔、道筋を訪ねた沿線先で、桃をもらったことや、コーヒをご馳走になった懐かしい日々を思い出す。
※住宅街を歩く、お邪魔したお家
※誤った道筋を進行する
10時5分、この主婦の方にお礼を言って別れる。10時15分、第1大島踏切を横切り鉄道の右側となる。鉄道に沿って幹線道路があった。そろそろ飛騨川を跨ぐ橋があると思い、10時35分、郷石原踏切を横切り、路を下るがどうも橋がありそうにない。やむを得ず、幹線道路に戻り、再度直進する。熊出没の看板もあり、不安一杯となる。間もなく歩くと、JR線の鉄橋があり、向こう岸に線路は移動する。不安になりネットで確認する。ここから相当歩かないと飛騨川を渡る橋がないと判明する。このまま直進するか引き返すか迷うが、引き返す方法で対処する。200m位戻った先で、パトカーと対面する。手を上げて、止めてお伺いする。「飛騨小坂駅への道筋は戻っても直進しても同じ位です」とお伺いする。お礼を言ってこの場を去る。検討結果、戻る道筋で飛騨小坂駅を目指すことにする。結果大正解であったと今思う。
※リカバリーして国道41号線に合流
※飛騨宮田駅への路
第1大島踏切には11時17分に戻る。11時30分、緑の橋(推天大橋?)前に到着。この橋を渡った先でも道路を右折するか、左折し坂を上がり国道41号線に合流するか右往左往する。ここでも住人の方のお世話になり、飛騨川に沿った右折ルートを選択する。11時50分、国道41号線に合流する。賑やかな国道を淡々と歩いた先に飛騨宮田駅(12時22分)があった。営業キロ3.4㎞に2時間32分も要する。後編に続く!!
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