北陸本線の旅!!その1(石動~金沢)

投稿日:2018年08月09日

かつての北陸本線とは、直江津から米原までの営業キロ444.8㎞である。北陸新幹線の開業に伴い、次の4つの企業に分解された。

①直江津から市振まで(59.3㎞)が”えちごトキめき鉄道” ②市振から倶利伽羅まで(100.1㎞)が”あいの風とやま鉄道” ③倶利伽羅から金沢まで(17.8㎞)が”IRいしかわ鉄道” ④金沢から米原まで(267.6㎞)が北陸本線(存続)

※大宮駅、富山駅

※富山駅の在来線、石動駅のホーム

このうち石動(いするぎ)から福井までの営業キロ101.3kmを三つの区間に分け、8月1日(水)~8月3日(金)の三日間で挑戦することとした。なお、直江津〜糸魚川までの営業キロ38.8㎞と敦賀から米原までの営業キロ136.9㎞は既に踏破済である。

※駅舎の看板がない石動駅

初日の8月1日(水)は石動から金沢(24.6㎞)に挑戦する。石動駅到着に一番早い北陸新幹線”輝き”503号”(大宮発7時46分:全指定席)で富山まで臨む。このダイヤは本年6月長野〜糸魚川の旅以来2度目である。富山まで長野のみ停車で東海道・山陽新幹線に例えると”のぞみ”に匹敵するだろうか。昨日オール富国会があり、北陸新幹線はうとうとして時間を過ごす。富山駅で”あいの風とやま鉄道”に乗り換え、車両の窓から沿線の風景を観察して、石動駅まで移動する。石動駅には10時18分到着する。

※安楽寺神社(本日の無事踏破を祈願)、倶利伽羅トンネル

※倶利伽羅駅、倶利伽羅源平の郷

この駅には駅舎の看板がないのにはビックリ。このような場面は、伊豆急で経験して以来2度目である。それ故、代わりの石動駅の表示で代用する。石動(富山県)から金沢までは県道または国道に沿って鉄道が続いており、道に迷うことなく歩くことができる。この区間の難所は、倶利伽羅峠越えと、倶利伽羅駅が国道8号線から見えるのにも関わらず、倶利伽羅駅までの道のりは遠かった。1㎞位回り道をしてやっと到着できる。少し遅い昼食(13時半頃)となったが、倶利伽羅源平の郷でのざるそばは火照った体を癒してくれた。津幡駅から森本駅への道のりは、高架した新幹線下の陰に沿って歩いたので多少なりとも暑さを凌ぐことができた。雨傘、濡れタオル、水分補給の3点セットで猛暑を乗り越え、18時22分、無事近代的な駅舎をもつ金沢駅に到着する。

※津幡駅、森本駅

※東金沢駅、金沢駅

※金沢駅

東横インでチェックインし、汗を流した後、ホテルのお薦めの漁師飯居酒屋”GOEN”(076-223-4150)で夕食とする。この店の谷店長と地酒と郷土料理を味わいながら色々旅の話をさせて頂く。充実した初日であった。

※GOENにて

 

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