北陸本線の旅!!その3(加賀温泉〜福井)
投稿日:2018年08月12日
北陸本線の締めは、平成30年8月3日(金)、昨日のスタート点の加賀温泉駅まで特急しらさき4号(金沢発7時48分)で移動する。当初は5時48分のしらさぎ2号を考えていたが、昨日の疲れもあり、2時間遅らせる。それ故、ゆっくりホテルで朝食を摂り臨むことができる。昨夜マッサージをしたお蔭で多少なりとも足腰の筋肉疲労が回復したように思われた。昨日に比べ営業キロ42.3kmから34.4kmと8.8km短くなり、精神的にも肉体的にも負荷が軽減されると考えた。しかし、本日は沿線の風景を下調べもない上の歩きであったので、それなりに心身共に負荷を要した。
※加賀温泉駅、大聖寺駅への路
※大聖寺駅、牛ノ谷駅
昨日粟津駅に向かう際地図をロストしたので、その夜東横インで加賀温泉から福井までの地図をコピーして頂く。この地図がなければ、本日の駅舎の踏破はできなかったであろう。最初の大聖寺駅でも山間に入った関係で自分の歩いている位置が掌握できないまま、地元の人のお世話になり、やっとのことで到着できる。次の牛ノ谷駅も牛ノ谷交差点を右折しなければ、到達できなかった。加えて、この交差点から1㎞位金沢よりに引き返した先に牛ノ谷駅があった。本年2月踏破した紀勢本線の椿駅の場面を思い出した。しかし、今回は牛ノ谷交差点まで引き返さず、鉄道に沿った先に細呂木駅があった。汗でボロボロになった地図で細呂木駅が行けるかどうか何度も何度も確認する。周りは山間が続いていたからだ。もしかすると、この地点の決断を間違えれば、北陸本線のつたい歩きはできなかった。運よく、郵便局の配送の方に出くわし、私の判断が正しいことを確認できた。
※細呂木駅への路で右往左往した地点、細呂木駅
細呂木駅には13時到着。運よく駅前にカフエーがあり、この店で一服する。私と同年代のご婦人が4名おられ、旅の話を中心に30分位寛がして頂く。お蔭様で暑くなりつつあるか体を冷やしてくれたと同時に、これまでの旅ができたことに感謝の気持ちで一杯となった。「その節は有難うございました。無事当初の予定通り、踏破できました。この場をお借りして厚く熱く感謝申しげます。これからもカッシー館へのご愛好宜しくお願いします。」
※えきまえカフエー
北陸本線ではスポット毎に北陸新幹線の工事が進行していた。丁度私の鉄道つたい歩きのような作業で感動また感動。宇宙から見ると蟻のような細かな作業の積み上げで大きな作品になることを改めて勉強させて頂いた。芦原温泉(あわら)駅から丸岡までは、営業キロ4.2㎞しかないのにも関わらず2時間14分要する。地図がボロボロで道筋を正確に掌握でできなかったことと、北陸本線が水田に覆われて、鉄道に沿った路筋を歩けなかったからだ。ここでも何人もの地元の人のお世話になり、やっとのことで16時54分到着できる。このままの調子では21時を過ぎる恐れがあるため、ボロボロになった地図を張り合わせ、春江駅、森田駅、福井駅への道筋を学習する。春江駅と森田駅は学習効果が作用し、春江駅には18時2分、森田駅には18時43分と辺りが明るいうちに到着できる。
※北陸新幹線の工事現場、芦原温泉駅
※丸岡駅への道筋、丸岡駅
しかし、最後の福井駅は暗くなりつある道筋を誤り、とんでもない方向に進もうとしていた。運よくこれからジョギングしようとする女性と対面し、福井駅への方向を教えて頂く。10分位誤った進路を歩いていた。19時20分、万歩計で411歩ある九頭竜川(くずりゅうがわ)を渡り、福井駅方面に歩くことができる。辺りは暗闇のため、何人もの方のお世話になり、福井駅(20時33分)に到着できる。運よく、福井駅界隈ではフェニックス祭りがあり花火を見ながら福井駅に向かうことができる。
※春江駅、森田駅
九頭竜歩道橋、フエニックス祭り(花火)
東横イン福井駅には20時40分到着。汗を流したあと、ホテルのお薦めの”きはちらくはち”の居酒屋で地酒と郷土料理で本日の疲れを癒す。ここでも地元の方と旅を中心として話が盛り上がる。本日も、天や神に感謝のご加護に加え、沿線の方のお世話になり、有言実行でき感謝感激で一杯となった。
※福井駅、東横イン
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