舞鶴線・小浜線の旅!!その5(観光・まとめ)
投稿日:2021年06月07日
2021年5月31日(月)快晴、舞鶴線・小浜線鉄道つたい歩きの4日の旅を終え、本日は神奈川県に帰宅する最終日となった。
※敦賀駅から”しらさぎ6号”で米原駅へ
※米原駅で新幹線、祝杯をあげる
その前に時間を有効活用するため、1時間半〜2時間位観光に当てられるよう今回の旅行プランを立てた。当初の予定は、気比神宮のみを想定していたが、児童の交通安全に尽力をつくされている方と話す機会を得て、急遽敦賀港と敦賀赤レンガ倉庫の観光に挑戦する。
荷物をホテルに預かってもらい、次の段取りで観光に臨む。
ホテル発(7:30)→ 気比神宮(7:49) → 敦賀鉄道資料館前(8:14)→ 敦賀赤レンガ倉庫(8:28) → ホテル(9:15) → 敦賀駅(9:21)
※気比神社
※敦賀港
※赤レンガ倉庫
※急行わかさ
観光後、しらさぎ6号(敦賀発11時10分)とひかり648号(米原発11時57分)を乗り継いで自宅へ。本日は新幹線の中で熟睡したため、富士山の姿を撮ることができず誠に残念。
天や神のご加護を得て恵まれ天候の下歩くことができた。また、地元の人の応援を頂き、舞鶴線と小浜線の全駅舎立ち寄りに成功することができた。更に、沿線の風光明媚な風景の堪能の他、三方湖への立ち寄りや敦賀市の観光もできた。感謝・感激・感動・達成感で一杯の5日間となった。加えて、次のような旅記録も達成できた。鉄道つたい歩きの旅は実に爽快で楽しい。次の旅が楽しみである。完
①小浜線の粟野駅で1万2千キロを達成したこと
②日本海側の鉄道路線が新発田~新潟〜長岡〜柏崎〜直江津〜糸魚川〜富山~金沢~福井〜敦賀〜小浜〜東舞鶴〜綾部〜福知山〜和田山と繋がったこと(鉄道営業キロ618.1㎞)
※日本海側沿線(青森〜幡生)1,604.4㎞のうち、上記の鉄道路線に加え、東能代〜秋田(56.7㎞)、秋田〜あつみ温泉(161.9㎞)、城崎温泉〜香住(22.0㎞)、鳥取〜出雲市(154.3㎞)は既に踏破済のため、都合1,013㎞となる。すなわち、日本海側沿線の63.1%踏破したことになる。
※敦賀港開港100周年記念碑、敦賀鉄道資料館、赤レンガ倉庫
※赤レンガ倉庫バス停、気比神宮
舞鶴線・小浜線の旅!!その4(三方〜敦賀)後編
投稿日:2021年06月05日
※東美浜駅から粟野駅までの路線図
④東美浜駅から粟野駅までの道筋が、私にとっては一番難しかった。大きな理由は誤った道筋を進んだからだ。13時49分、第2大田踏切を横切り鉄道の左側に出る。14時7分、福井69㎞、敦賀9㎞と記した道路標識前を通過。その先に全長460mの佐田トンネルがあった。本来ならばこのトンネルを出た先で国道を下りて、鉄道に沿って歩くべきところ、誤って福井68㎞、敦賀8㎞と道路標識先の旗護トンネル(1832m)を14時25分から14時51分にかけ通過し、国道27号線から下りる。それ故、鉄道と大きく乖離することとなった。このトンネルを出ると敦賀市となる。
※佐田トンネル、遠くに旗護トンネル(手前に見える道路を下るべきだった)
※旗護トンネル、敦賀市金山へ。金山橋
※粟野駅への路、敦賀医療センター
鉄道が全く見えず。2㎞も行き過ぎると、風景は全く異なり、現在地が確認できないノーコンの状態となる。スマホによるナビは上手く作動しない。誰かに聞こうとするが通行人の姿は全く見えず。やむを得ず、これまでの第六感を頼りに軌道修正する。旗護トンネルを出てから数十分経過後、金山地区辺りで地元の人と対面する機会が多くなる。15時19分金山橋を渡る。適宜聞きながら、粟野駅を目指す。しかし、歩いても歩いても線路が見えてこない。やっと15時46分粟野駅に到着する。東美浜駅から粟野駅までの営業キロ5㎞に2時間要する。しかし、”道に迷う”というウォーキングの醍醐味を堪能する2時間であった。同時に1万2千キロの仕上げの難しさを感じる2時間であった。
※粟野駅(1万2千キロ達成駅)
⑤粟野駅から西敦賀駅の道筋も当初は難しいと察知していたが、ふるさと夢街道を通ることにより解消できた。この夢街道を経由しないで、西敦賀駅を目指す方法もあるが、安全面を重視しすることとした。ふるさと夢街道には散歩の人、ウォーキングの人の姿があった。適宜地元の人にお伺いしながら進む。16時37分、97歩ある黒河川(黒河橋:くろこばし)を渡る。その先でふるさと夢街道から路地の道筋に方向転換する。道なりに歩き、急な坂を上った先に西敦賀駅(16時58分)があった。営業キロ5.4㎞に1時間12分要する。駅舎に面して竹藪があった。
※ふるさと夢街道、黒河橋
※西敦賀駅
⑥敦賀駅の道筋は国道27号線(17時6分)に戻り歩く。17時10分、右手に敦賀工業高校があった。17時14分、万歩計で76歩ある笙の川(しょうのがわ:びう新橋)を渡る。17時46分、万歩計で114歩ある橋を渡る。暫く歩くと、東横インが見えてくる。17時55分、敦賀念法寺を経由し、敦賀駅には18時到着。
※敦賀工業高校、敦賀駅への路、敦賀念法寺
※敦賀駅
⑦東横インに戻り、汗を流した後、ホテル界隈にある地魚料理”まるさん屋”に立ち寄り、小浜線踏破と1万2千キロ達成の祝杯をあげる。この店で千葉県在住の三好政美さん(車による旅人)と言う方と知り合い色々世間話をさせて頂く。あっという間に楽しい2時間位が過ぎ去る。久し振りに酩酊した気分となった。色な人に出会う。旅はいいものである。
※まるさん屋で1万2千キロ達成の祝杯
舞鶴線・小浜線の旅!!その4(三方〜敦賀)前編
投稿日:2021年06月04日
2021年5月30日(日)快晴、今回の旅の仕上げは、小浜線の三方駅から敦賀駅までの営業キロ24.7㎞に挑戦する。ホテルで朝食後、敦賀発7時49分の電車で三方駅に向かう。車窓から見る限り、西敦賀、粟野、東美浜と山間を走り、国道27号線とは大きく乖離していた。想定通り、本日のコースが一番難しいと察知。ネットでそれなりに事前勉強したものの、相当てこずることが予想された。特に、美浜から東美浜への道筋と東美浜から粟野までの道筋は、相当難しいと察知。粟野駅で1万2千キロに到達するのだが、仕上げの難しさを肌身で感じた。しかし、リュックは背負っていないし、電車での移動はなかったので、心身ともにリラックス気分で臨むことができた。
※敦賀駅
本日の各駅舎到達時刻は次の通り。
三方(8:29)〜気山(10:05) 〜美浜(11;22)〜東美浜(13:45)〜粟野(15:46)〜西敦賀(16:58)〜敦賀(18:00)
①三方駅に到着するや否や、駅係員にお伺いし、三方五湖の一つである三方湖の行き方を教えて頂く。近くに見える山の裾野にあり、所要時間は20分位とのことであった。駅案内地図によると三方五湖とは、三方湖、水月湖(五湖の中で最大)、菅湖、日向湖、久々子湖とあった。本日は、三方湖に立ち寄ってから気山駅を目指すこととした。三方湖には8時57分到着。10分位立ち止り、湖を鑑賞する。湖面で何やら作業をしている人の姿があった。9時12分、幹線道路に戻る。9時20分、観音川を渡る。10時1分、上野踏切を横切り右側となり、鉄道に沿って歩いた先に気山駅(10時5分)があった。
※三方駅、三方五湖
※三方湖
※気山駅への路
※気山駅
②国道27号線に出る。10時20分、若狭町から美浜町になるのを見てから、再度路地に沿った一般道を歩く。10時55分、五湖の駅に立ち寄り、福井の地酒”早瀬浦”を購入。ここからも美浜駅は遠く感じた。やっと11時22分美浜駅に到着。美浜駅のホームの向こうには微かに海が見えた。構内には観光センターがあった。それ故、構内には色んなポスターが掲示されていた。
※五湖の駅、美浜駅
➂11時38分、敦賀まで15.5㎞地点を通過。その先に関西電力原子力事業本部があった。高浜、大飯、美浜原子力発電所の環境放射線モニタリングの掲示板があった。11時53分、河原市交差点を過ぎた先で国道27号線の新・旧が登場し右往左往する。迷った結果、少し遠回りとなる旧国道を選択する。新国道は高速に繋がり、歩行者の禁止の恐れをあると考えたからだ。
※関西電力前、新国道と旧国道の分岐点
12時19分、佐柿口バス停があった。12時24分、全長258mある椿トンネル前に到達。12時53分、坂尻交差点を通過。美しい海岸線(坂尻海水浴場)が左手にあった。多少不安もあったので、墓参りに訪れた人に、東美浜駅への道筋をお伺いする。「遠くに見える道筋に沿って歩いた先に東美浜駅があります。昔は27号線でした。」とお伺いし安堵する。
※佐柿口バス停、椿トンネル、坂尻交差点
※美浜の海岸線、海の駅”若狭美浜”
12時45分、運よく海の駅若狭美浜があり、千鳥苑に立ち寄りえび蕎麦を頂く。15分位休息後、東美浜駅向かって進む。先程教えて頂いた道筋を進む。坂道を淡々と上る。13時27分、東美浜駅への標識がありホットする。しかし、ここからが意外に遠かった、13時32分、右手の方向に電車の音を聞いて安堵する。民家が見えてくる。13時36分、JR線路を確認する。13時40分、第3大田踏切を横切り、鉄道の右側を歩いた先に東美浜駅(13時45分)があった。後編に続く!!
※東美浜駅への路
※美浜駅、敦賀行きの電車がやって来る
舞鶴線・小浜線の旅!!その3(小浜〜三方)後編
投稿日:2021年06月04日
⑥14時8分、”ぶっきらぼう”を出る。鉄道に沿った路筋を淡々と歩く。いつの間にか右手に線路が消える。不安となり、地元の人の姿があったので十村駅への道筋をお伺いする。「まもなく歩くとトンネルが見えます。そのトンネルを潜って下さい。」と教えて頂く。14時30分、若狭トンネルが見える22号線に合流する。14時36分から14時45分にかけて、全長585mあるトンネルを通過する。この時間帯22℃と表示があった。坂路を下る。14時55分、舞鶴若狭自動車道を潜る。15時17分、JR線が見えて安堵する。15時18分、十村駅は見えるが、踏切が見つからず右往左往する。15時24分、やっと黒田踏切を見つけ横切る。400m位戻った先に十村駅(15時25分)があった。15時33分、黒田踏切に戻り再度横切り、鉄道の左側となる。
※若狭トンネルへの路
※若狭トンネル、十村駅への路
※黒田踏切、十村駅
⑦田植えまもない水田が見える農道を淡々と歩く。15時50分、農道から一般道となる。15時50分、35歩ある相田新開橋を横切る。16時2分、藤井踏切を横切っ先に藤井駅があった。駅舎には鳥の絵があった。
※藤井駅への路、藤井駅
再度藤井踏切を横切り、小山のような風景を見ながら鉄道の左側を歩く。16時35分、若狭町役場前を通過。16時45分、三方駅への線路下の歩道橋がある。その先に三方駅(16時47分)があった。この駅の界隈には三方五湖があった。友人からの推薦もあり、明日立ち寄ることにする。それにしても、土地勘も全くないのにも関わらず、三方駅止まりにして大成功であった。小浜駅から敦賀駅のほぼ中間点にあったのが三方駅。機械的に中点を選んだのが功を奏した結果となった。ここでも「人生って不思議なものですね」を痛感する。運よく、17時1分の敦賀行きの電車に間に合う。
※藤井駅、三方駅への路、若狭町役場
※三方駅への歩道、三方駅
※三方駅、敦賀駅エスカレーターにある北陸新幹線、小浜線PR
⑧敦賀駅には17時34分到着。敦賀駅は米原方面そして福井方面のウォーキングの際の出発点。それ故、懐かしい記憶が蘇る。数年前と比べ、更にバージョンアップした2024年北陸新幹線の看板で駅には活気があった。お土産などの下見で10分位費やした後、敦賀駅前東横インに向かう。チェックインしたのち、ホテル界隈の味処”寿し蔵”に立ち寄り、海の幸と地酒を堪能する。2日にわたる東舞鶴でのストレスを解消できる一日となった。
※懐かしい敦賀駅
※寿し蔵で祝杯!!
舞鶴線・小浜線の旅!!その3(小浜〜三方)前編
投稿日:2021年06月03日
2021年5月29日(土)晴れ、今回の旅の第3弾は、小浜線の小浜駅から三方駅までの営業キロ24.8㎞に挑戦する。昨日の海岸線とは一転し、田園地帯が軸となった。リュックを背負い、本日のコースの下見は全くしていない。また、三方駅からホテルがある敦賀駅まで電車の移動が必要であり、時間との戦いも余儀なくされた。加えて、若狭有田駅、大鳥羽駅そして十村駅にかけて、鉄道と国道27号線との乖離があり、駅舎立ち寄りに未踏破とならないよう、誤った道筋に行かないよう、細心の注意を余儀なくされた。ただ唯一の救いは、昨日の営業キロより10㎞短いのが精神的にも肉体的にも大きな援軍となった。
※ホテルアルスタインチェックアウト、東舞鶴駅
※東舞鶴駅、小浜駅
本日の各駅舎立ち寄り時刻は、次の通り。
小浜(8:06)〜東小浜(9:22)〜新平野(10:30)〜上中(11:45)〜若狭有田(13:00)~大鳥羽(13:37)〜十村(15:25)〜藤井(16:02)〜三方(16:47)
①小浜駅を出た先に故郷香川に本店がある宮脇書店(8時23分)があった。そして、讃岐市に地名がある南川(町)の交差点に8時28分差し掛かる。ここで道路標識に惑わされて、川岸に沿って歩こうとする。地図を確認し、1分位のロスタイムでリカバリーする。JR線下を潜り、鉄道の右側となり、大きく回り込んで、湯岡交差点で国道27号線に8時38分合流する。8時41分、万歩計で249歩ある湯岡歩道橋を渡る。そして、淡々と国道を歩いた先に小浜市総合福祉センターと一体化した東小浜駅(9時22分)があった。
※宮脇書店、南川町交差点、国道27号線に出る
※東小浜駅
②9時41分、国道に戻る。9時44分、万歩計で87歩ある遠敷川(おんゆがわ)を渡る。10時7分、福井102㎞、敦賀42㎞と記した道路標識前を通過。10時10分、大興寺バス停で今津行きのJRバスがやって来る。バスの案内板を見ると小浜と滋賀県今津を結ぶ路線であった。もう少しで通り過ごしそうになった新平野駅には10時30分到着。新平野郵便局があり、そろそろ駅近しを察知しする。スマホナビの検索にて未踏破阻止。50m位行き過ぎていた。
※遠敷川、大興寺バス停、新平野駅
※新平野駅のダイヤ、下船塚古墳
➂10時45分、下船塚古墳前を通過。田植え準備中の水田を経由して、11時国道に戻る。晴れ模様から曇り模様になる。11時2分、JRバス停の野木口を通過。11時13分、若狭神谷バス停を通過。11時32分、十善の森古墳があった。JRバス停もある上中駅には11時45分到着。駅に面して、錦鯉が泳いでいる”武生の万橋”があった。
※上中駅
※上中駅、武生の万橋、若狭有田駅への路
④12時8分、福井95㎞、敦賀35㎞と記した道路標識前を通過。12時10分、万歩計で175歩ある北川を渡る。12時31分、国道27号線と県道22号線が分岐する脇袋北交差点前に到達する。ここからJR線は十村駅まで国道と大きく乖離する。田植えして間もない水田が続く22号線を歩く。若狭有田駅は22号線沿いになく、曲がる交差点を注意しながら歩く。広嶺神社が見える交差点を左折をする必要があるからだ。第六感でその交差点を見つけ、左折する。鳥羽川(有田橋)を渡り、12時54分有田踏切を横切り、鉄道の左側となる。その先に若狭有田駅(13時)があった。この辺りから曇り空から薄日となり晴れマークとなる。
※若狭有田駅への路、有田踏切、若狭有田駅
⑤水田の先に小浜方面向かう2両編成が目に入る。13時9分、村社熊野神社で本日の安全を祈願する。道なりに歩いた先に大鳥羽駅(13時37分)があった。
※若狭有田駅、大鳥羽駅への路、大鳥羽駅
ここから十村駅への道筋が難関。若狭トンネル越えが必要であるからだ。私が用意した地図では、十村駅への道筋が全く判断できない。誰かに十村駅への道筋を問い合わせたいと思うが人の姿見当たらず。しかし、運よく駅前に「ぶっきらぼう」という丼屋があったので、遅い昼食も兼ね立ち寄りることにする。大盛の分厚いカツカレーにはビックリ。とても全部は食べきれず。30分位休息後、用意した地図をお見せしながら、十村駅への道筋を若い定員の方に教えて頂く。「駅前の通りを鉄道に沿った先にトンネルが見て来ます。そのトンネルを潜って直進した先に十村駅があります。」と教えて頂く。後編に続く!!
※大鳥羽駅、ぶっきらぼう