日豊本線の旅!!その8(臼杵〜佐伯)
投稿日:2020年03月02日
※佐伯駅、臼杵駅
2020年2月21日(金)、8日目の旅は、日豊本線の臼杵から佐伯までの営業キロ28.6㎞に挑戦する。臼杵駅前にある”国宝臼杵石仏”に本日の安全を祈願し参拝後、複数のトンネルを通過しながら、風光明媚な海岸線などを堪能しながらメイクドラマも楽しむ。それ故、今回の旅の中で、風景よし、コースよし、人間味よし、味よしの最も印象に残る一日となった。本日登場する駅舎名と到達時刻は次の通り。臼杵(7:18)〜津久見(12:28)〜日代(14:47、ひしろ)〜浅海井(16:00、あざむい)〜狩生(17:21、かりう)〜海崎(18:06)〜佐伯(18:58)
※臼杵駅
※国宝臼杵石仏
ひとつは、本日の営業キロは28.9㎞であったが、途中難所が多々あり少なくとも40㎞位は歩いたような気がする。すなわち、営業キロ9.7㎞ある臼杵駅から津久井駅にかけて、風光明媚な海岸線を経由し、臼津トンネルを活用せずに、旧道の山間を歩いたため、10km位遠回りとなる。それ故、この区間を踏破するのに5時間位の所要時間となる。この山間で、臼杵市大泊在住の伊東雄三郎氏(いとうストア月見島観光:0972-66-5555)という方に知り合い、ツリーハウスや私のウォーキング談など20分位滞在し語り合う機会を得る。私より一回り先輩とのことだったが、新しい発想や元気な姿には唯々感服あるのみであった。「津久見駅まではこれからですが、頑張ってください」の激励の言葉を頂きこの場を後にする。
※臼杵造船所、不幸明媚な海岸線
※山間に入る(深江と津久見の分岐点8時58分到達)
※元気な伊東さん(9時半頃)、山間から観た海
※山間を下る
山間を下りてから、太平洋セメントなどの工場があり、ここから津久井駅までが遠かった。危うく路に迷いそうになったところ、地元の中学生グループに聞いて、やっと津久井駅に到着できた。タイミングよくお昼時に到着し、駅前の四季彩”源兵衛”(0972-83-5778)で美味しい海鮮ランチを頂く。
※太平洋セメント工場、徳浦トンネル(60.8m)、津久見駅への路
※津久見駅への路、津久見駅前の大友宗麟公の像
※津久見駅、源兵衛
※880円で贅沢な海鮮ランチ、新日見トンネル(1320.3m)、日代トンネル(182m)
二つ目は、日代トンネル(182m)と網代トンネル(241m)の間にある日代駅を通り過ぎるところ、地元の人の応援を得てクリアできる。20分位ロスタイムが生じる。
※日代駅、網代トンネル(241m、700m位行き過ぎに一往復)
三つ目は、日代駅過ぎた辺りから天気が急変し小雨模様になったこと。本日は数日晴れマークと思い込み、傘を持参せずに臨んだ。しかし、日代駅を過ぎた辺りから小雨模様となり、傘を購入しょうとするがコンビニがなく困った。急遽思いつき、九州最東端の駅”浅海井駅”手前の上浦公民館で傘をお借りし難を逃れる。親切にも雨が上がった狩生駅手前で傘を回収に来て頂く。このような親切な行為を受けたのは、これまでの20年間のウォーキングを通じて初めてであり、感謝感激で一杯となった。
※津井トンネル(万歩計で1,003歩)、浅海井駅、海岸線
※暗くなりかけた海岸線、狩生駅、暗くなった天満トンネル(178歩)
四つ目は、うす暗くなった状況であったが、海崎駅を無事踏破できて最高。道路案内板を見つけたのが功を奏した。そして、真っ暗になった佐伯駅も無事踏破でき、充実した一日となった。祝杯は昨日に引き続き居酒屋”甚八”(0972-23-4008)で行う。
※海崎駅、万歩計で886歩あるトンネルを抜けると佐伯駅だった!!
最後は、ビジネスホテル清風荘に返るや否や、ホテル後継者兼料理人の清家正雄氏とホテルロビーで2時間位、人生観などを語り合う機会を得る。”正雄さん”と言うな名をお伺いし、高校時代恩師とフコク生命時代お世話になった先輩を思い出し、感無量の思いとなった。この飲み会が終わった頃には、深夜0時を回っていた。楽しい楽しい佐伯の夜だった。
日豊本線の旅!!その7(重岡〜佐伯)
投稿日:2020年03月01日
※延岡第一ホテルに別れ、吉野氏の講演会案内ポスター(延岡駅にて)
2020年2月20日(木)、快晴の中、日豊本線つたい歩きの7日目は、重岡から佐伯までの営業キロ26.4㎞に挑戦する。昨日と同じダイヤで重岡まで移動する。途中うとうとして、もう少しで乗り過ごす場面に遭遇する。しかし、天や神のご加護もあり、危機一髪で急場を凌ぐ。昨日と同様、高校生が特急車両に乗り込んでいるところだった。10秒遅れると乗り過ごすところだった。胸をなでおろす。
※延岡駅、重岡駅
※重岡駅界隈の風景
本日は、リュックを背負っての移動となったが、昨日に比べれば5.6㎞と短い移動のため、精神的には助かった。本日の最大のハードルは今回最長営業区間である重岡〜直川(10.6㎞)であった。この駅を過ぎると6㎞未満の通常の区間となり比較的楽なウォーキングを楽しめると考えたからだ。
本日登場する駅舎名と到着時刻は次の通り。重岡(6:53)〜直川(10:10)〜直見(11:46)〜上岡(14:13)〜佐伯(16:15)
本日も昨日と同様、主として下り坂の道筋を歩く。昨日と比べ、トンネルは2ヶ所で沿線には民家が多々あった。それ故、余り山間のいう区間ではなかった。
※仁田原、長迫トンネル
重岡から直川区間は長かった。歩いても歩いても直川駅に到着できず。重岡駅界隈は昨日と比べ好対照で、民家が多く賑やかなのに驚いた。宇目郵便局や疋田ガソリンスタンドなどがあったからだ。途中、重岡駅前に停車していたバスが左折して通り過ぎて行った。7時16分、大分74㎞、臼杵60㎞看板前を通過。7時41分、佐伯市直川仁田原で太陽が顔を出す。8時、76mある長迫トンネル前に到達。そして、8時16分、引き続き53mある椛原(かばがばる)トンネルに到達。8時31分、右手に木々の間から、”鉄道案内人”である鉄道を見つけ安堵する。9時26分、右手直ぐ横に沿ってJR線が続いていた。木々は春の訪れを感じさせてくれた。9時41分、大分67㎞、臼杵53㎞とある道路標識前を通過。9時52分、JR線を跨ぎ、JR線の右側となる。その先で保育園児ずれの先生方と対面する。その先に本日最初の直川駅(10時10分)があった。
※柚の原(ゆのはる)バス停、大分67㎞・臼杵53㎞
※直川駅近し、直川駅
※直川駅
※直川駅の時刻表、特急”にちりん”(各駅停車は一切対面せず)、直見駅への路
直川駅以降の風景は、これまでの風景に比べ一層民家が多くなる。昨日はJR線に沿った川が鐙川であったが、本日は久留須川となっていた。10時33分、トンビが頭上を飛び回る。この界隈でJR線が左手となる。10時37分、肘切神社前で黄色い2両編成の電車が佐伯方面に向かって通過して行く。10時55分、門司まで200㎞地点で満開の梅の花を鑑賞。11時5分、万歩計で117歩ある間庭橋(久留須川)を渡る。11時20分、竹藪掃除をしている業者があった。この時期、道路工事が多い中印象に残った。11時46分、直見駅に到着。ここで、持参したパンで小休止する。このタイミングでコートを脱ぐ。
※門司から200㎞地点、間庭橋、直見駅
※直見駅
直見駅(貨物列車通過)、洞明寺参道、切畑小学校入口
12時10分、大分60㎞、臼杵46㎞と記した道路標識前を通過。淡々と歩く。13時36分、万歩計で405歩ある番匠大橋(番匠川)を渡り、国道10号線を離れ土手に沿った国道217号線を歩く。佐伯市内の様相となる。14時13分、上岡駅到着。この駅以降は、佐伯市内をじっくり散策しながら歩く。佐伯歴史資料館で20分位鑑賞する。その界隈に佐伯小学校がある。近くに”鳥と少年””と”スイング”との像があった。15時44分富永一朗氏(佐伯市出身)による”ふるさと観光漫画”ロードがある。その先に佐伯駅(16時15分)があった。
※番匠大橋(番匠川)、国道217号線に進路変更(真っ直ぐ行った先に佐伯駅あり)
※上岡駅
※佐伯歴史資料館
※鳥と少年の像、スイングの像、佐伯小学校
※イチローロード
※佐伯駅
駅前の観光案内所で本日泊まる宿をお伺いする。葛港周辺マップを頂く。その地図を見て、道路を挟んで港児童公園があるホテル清風荘へ。16時31分到着。一風呂浴び、ホテルで教えて頂いた”甚八”で祝杯を上げ、閉幕となる。
※居酒屋”甚八”で祝杯
日豊本線の旅!!その6(重岡〜延岡)
投稿日:2020年02月29日
※延岡駅
2020年2月19日(水)晴れ、日豊本線つたい歩きの旅の6日目は、重岡から延岡までの営業キロ32.0㎞に挑戦する。今回のシリーズで最も長い区間となった。また、今回のプラン(宮崎空港〜大分)を練る上で、延岡から佐伯を如何に踏破するかがネックとなった。それは、次の通り、鉄道つたい歩きに活用できそうなダイヤは、1日1便しかなかったからだ。それ故、延岡から佐伯までの58.4㎞を重岡〜延岡(32㎞)、重岡〜佐伯(26.4㎞)に分けて踏破することが余儀なくされた。
※重岡駅
※重岡駅、重岡駅界隈
延岡から佐伯までの各駅停車は、6時10分発と19時33分発の2便。一方、佐伯から延岡までは6時18分の一本しかない。佐伯から重岡までは17時30分発と19時3分発の2本があるが。従って、この区間は、正に陸の孤島という感じだった。加えて、駅のホームに行く場合、階段を渡る陸橋のため、足の不十分な方は辛い駅舎となっていた。重岡から延岡まで歩き終えて、重岡、市棚、北川辺りは民家が多くあり、今の鉄道状況では”益々過疎化する恐れがあるなあ”と痛感した。
※宗太郎駅へも路(霜が降り手寒し)
※大分行きの特急”にちりん”、宗太郎駅
※宗太郎駅のダイヤ、宗太郎駅のホーム
※宗太郎駅
延岡発6時10分と佐伯発6時18分の車両は、共に特急車両(1号車両のみ利用可)であることに驚いた。そして、中間辺りの重岡駅で離合することも確認した。朝、重岡で高校生が十数名乗り込んできたのも印象深い。宗太郎駅と市棚駅の間に、大分県と宮崎県の県境があった。
延岡から佐伯までの区間を通じて、東海道本線の浜松~豊橋、大垣〜米原の区間を思い出した。共通点は静岡県と愛知県、岐阜県と滋賀県という具合に県境があることだ。県境を越えて通勤、通学は少ないと判断したからだろうか。
※宗太郎駅(コミュニティバス)、大分県さらば、鐙川に跨る鉄道
※これより宮崎県へ、可愛い犬、市棚駅
※市棚駅
本日登場する駅舎と踏破時刻は、重岡(6:53)〜宗太郎(9:16)〜市棚(11:53)〜北川(13:33)~日向長井(14:58)〜北延岡(16:18)〜延岡(17:48)である。国道10号線に対し、鉄道が右に行ったり左に行ったりしたので、鉄道が右手側か左手側かを掌握しながらの歩きとなった。また、鉄道や道路に沿って鐙川(あぶみがわ)が流れていた。
この区間トンネルは、次の通り6つあった。①大原トンネル(327m、7時12分よりトンネル通過)②前畑トンネル(102m、7時22分より)③宗太郎トンネル(165m、8時13分より)④立花トンネル(81m、9時58分より)⑤市棚トンネル(303m、12時3分より)⑥はゆまトンネル(365m、14時26分より)
※市棚トンネル、門司より230㎞地点、北川駅界隈
※永代橋、かつて北川町役場か?
※北川駅と時刻表
※熊田バス停、熊田橋(209歩)、はゆまトンネル
最初踏破した宗太郎駅は国道から50m位急な斜面を上がった先にあった。その界隈に民間が数十軒あった。市棚駅は通常の駅舎と同様民家が密集する箇所にあった。駅舎近くで沢山の犬が愛らしく寄って来たのは印象深い。北川駅は、万歩計で280歩ある永代橋を渡った先にあった。延岡市に合併する前は北川町の中心であったと駅舎から推察される。北川小学校や旅館、スーパーもあった。唯一の5階建位のビルは「かつて町役場ではないか」と推察された。熊田橋(209歩)を渡り、国道に合流する。日向長井駅と北延岡駅は国道に沿ってあった。ただし、日向長井駅への道筋は1m弱の小径の経由を余儀なくされた。
※日向長井駅、門司から240km地点
※北延岡駅、和田越人道
※祝子川、旭化成グループの煙突
沢山のトンネルや山道を上ったり下ったりしながら、16時46分、万歩計で377歩ある和田越人道のトンネルを抜けると延岡の街並みが広がっていた。17時17分、鉄道下を潜り、樫山町交差点を左折した先に万歩計で199歩ある祝子川(ほうり)を横切る。鉄道に沿って歩く。まもなく、旭化成グループの煙突が見えて来る。そして、駅前にあるホテルルートインが見えて来る。その先に延岡駅があった。
※ホテルルートイン、延岡駅
ホテルに帰るや否や和食亭”こだま”に参上し、女将さんやマスターと本日の苦労談を肴にして本日は閉幕となる。
日豊本線の旅!!その5(日向市〜延岡)
投稿日:2020年02月29日
※宮崎駅を後にする!!
2020年2月18日(火)晴れ、日豊本線つたい歩きの旅の5日目は、日向市駅から延岡駅までの営業キロ20.5㎞に挑戦する。初日の宮崎空港から宮崎にかけての行程以来、リュックを背負っての歩きのため労力を要する。しかし、鉄道つたい歩きする行程が比較的フラットであったので助かった。
※日向市
日豊本線の旅!!その4(日向新富〜宮崎)
投稿日:2020年02月29日
※フコク生命宮崎支社、黒霧島の看板
※宮崎市内の朝
2020年2月17日晴れ、日豊本線の旅の4日目は、日向新富駅から宮崎駅までの営業キロ19.9㎞に挑戦する。本日の宮崎発の電車が8時47分とゆっくりした時間帯あったので、東横インで朝食をとり、その後宮崎の街並みを散策する機会を得る。その主な理由は、一昨日泊まった宮崎中央通東横インの画像を撮影していなかったためだ。目的地までの途中、数年前までお世話になったフコク生命の宮崎支社があった。往路は、山下氏との前夜祭で歩いた若草通商店街などを経由し、駅前東横インに戻って来る。そして、一服して宮崎駅に向かう。
※宮崎駅、日向新富駅
本日の各駅舎立ち寄り時刻は、次の通り。日向新富(9:17)〜佐土原(11:26)〜日向住吉(12:53)〜蓮ヶ池(14:20)〜宮崎神宮)(15:10)~宮崎(16:35)
本日も昨日と同様平坦な路であったので、大きな障害はなく上手く進行できる。歩き当初は風が冷たかったが、正に天気よし、コースよし、観光よし、料理よしの一日で日向市駅からの花道を飾る一日であった。
※軍瀬踏切、日向大橋(一ツ瀬川)、幸の看板に本格焼酎”くつろぎ”
駅舎立ち寄りの際で、印象に残った点を例示すると次の通り。10時8分軍瀬踏切を横切る。10時、22分、万歩計で991歩ある日向大橋(一ツ瀬川)を渡る。橋を渡ると新富町から宮崎市となる。
※佐土原駅、大関の天麩羅蕎麦は美味かった!!
宮崎市の佐土原駅からパスモ対象となる。11時8分、義理の親父と同じ活字の幸という看板前で本格焼酎”くつろぎ霧島”の看板を見かける。11時40分、タイミングよく佐土原駅前の”大関うどんそば”で昼食とる機会を得る。店は一番乗りで、出る時には10名位であった。とても美味しい天麩羅蕎麦であった。
※日向住吉駅、元北村バス停界隈で見かけた愛想のよい”ろば”(つながれていたので合図しても来ず)
14時10分、蓮ヶ池駅を通り過ぎる場面を、地元の人の応援で危機一髪リカバリーできる。聞くタイミングが功を奏した。宮崎神宮駅を踏破後、宮崎神宮を参拝。そして、今NHK大河ドラマで放映してる”麒麟がるくる”前を通り、朝散策した街並みを歩き、宮崎駅(16:35)を踏破する。
※宮崎神宮駅
※宮崎神宮参拝
※宮崎神宮からの路、宮崎駅、炎の舞
夜は、宮崎駅の構内にある居酒屋”炎の舞”で祝杯をあげる。この店で加古川出身の若者と知り合い、楽しいひと時を送る機会を得る。正に前半の旅行行程で花道に相応しい一日であった。
※加古川出身の若者(プロ野球キャンプ視察)と祝杯!!