飯山線の旅!!その3(十日町~森宮野原)後編

投稿日:2023年09月29日

④越後鹿渡駅からは信濃川を挟んで国道117線ではなく、県道49号線を歩く。すなわち、信濃川を適宜見ながら花道を歩く。12時45分、越後川口方面に向かう列車と対面する。13時11分、道路標識にあった外丸という名の郵便局前を通過。いつの間にかJR線が右手側にあった、駅舎に温泉の設備がある津南駅には13時33分到着。丁度飯山方面に向かう列車が到着する場面に遭遇する。温泉と直結した駅は奥羽本線の赤湯駅やわたらせ渓谷鉄道の水沼駅で見かけた。懐かしくなる。この駅には駅員がおられた。「越後田中駅への道筋は、橋を渡らないと行けない」とお伺いする。また、駅員さんに先程到着した列車はこれまでの車両と異なる色彩について確認したところ、「臨時列車との」ことであった。飯山駅で見かけた駅舎のポスター写真は津南駅のように思えた。

※津南駅への路

※津南駅

➄13時36分より、89歩ある橋を渡る。13時57分、国道117号線に合流する。この界隈から森宮野原駅に到着する時間(16時54発の列車)を気にしながら歩く。14時5分より、604歩ある橋を渡る。14時15分より、全長890mある大倉トンネルを通過する。277歩ある橋を渡った先に越後田中駅(14時45分)があった。ここから足滝駅は鉄道に沿った道筋がなく、先程通った橋を経由して国道117号線に戻る。

※越後田中駅への路

※越後田中駅

➅15時8分より車道と歩道が分離した洞門を通過する。万歩計で533歩(後半の137歩は車道と歩道が合体)あった。遠くに橋が見える。15時26分より174歩ある橋を渡る。橋を渡った先でT路地があり、川沿いを歩くか坂を上りるか迷う。地図を見て、川沿いを歩くことにする。そろそろ足滝駅だと思い、ラッキーにも住人と対面。「ここから林の中に駅が見えるでしょう。道路から急な斜面を上った先に足滝駅はあります」と教えて頂く。しかし、上るような道筋はなく右往左往する。偶然にも別の住人に出会い、「この道を上れば行けます。帰りは別の道を下れば、幹線道路に戻れます」と教えて頂く。急な坂道を上り、足滝駅には15時48分到着。この駅に新潟県在住の乗り鉄ファンが先客としておられびっくり。冒頭にあるような会話をしてこの場を過ぎ去る。時間に余裕があれば、この鉄道ファンと鉄道に関して意見交換をしたかったが出来ず誠に残念。

※足滝駅への路

※足滝駅

⑥急な坂道を下り県道49号線に戻る。ここから信濃川を渡らず、県道49号線を歩ければ行けることも近隣の人に確認していたのが大きな援軍となった。この調子だ16時40分頃には森宮野原駅に到着できると目途がたつ。15時51分より洞門を通過する。16時6分、大根原踏切を横切り鉄道の右側となる。16時19分、JR下を潜り鉄道の左側となる。16時25分、国道117号線に合流。道の駅を通り過ぎた先に森宮野原駅(16時37分)があった。

※森宮野原駅への路

※森宮野原駅

⑦昨日と同じダイヤ(森宮野原16時54分)で飯山駅には18時4分到着。9月23日お世話になった駅長と再会。「明日も早いのですね」と声をかけて頂く。駅前のスーパー鶴屋で夕食を購入し、汗を流した後、祝杯をあげ就寝となる。本日は時間に追われる旅となったが、戦略に富んだコースで面白い一日を過ごさせて頂く。天や神、地元の人に感謝また感謝であった。

飯山線の旅!!その3(十日町~森宮野原)前編

投稿日:2023年09月29日

2023年9月24日(日)快晴、飯山線の3日目は、十日町駅から森宮野原駅までの営業キロ25.6㎞に挑戦する。本日のコースは、車窓から見て難解だった。それ故、越後田沢駅から森宮野原にかけ、注意深く歩かなければ未踏破の可能性になることを強く感じた。すなわち、九ヶ条からなる”こだわり鉄道つたい歩き”第5条(先憂後楽)に反する道筋になったので。越後鹿渡駅からは信濃川を渡る鉄橋があり、森宮野原~越後鹿渡と越後田沢~土市とでは対岸の関係で飯山線が走っていた。飯山線を本日も昨日とは同じ飯山駅6時の列車で十日町駅まで移動する。

※ホテル出発

※飯山駅

※十日町駅

各駅舎到着時刻は次の通り。

十日町(7:52)~土市(9:22)~越後水沢(10:20)~越後田沢(11:15)~越後鹿渡(12:23)~津南(つなん、13:33)~越後田中(14:45)~足滝(あしだき、15:48)~森宮野原(16:37)

①十日町商店街を歩く。駅前には”むかでや”というホテルがあった。8時5分、国道117号線に合流する。8時22分、43歩ある橋を渡る。8時53分、右手にJR線の線路があり安堵する。9時、伊達バス停で南越後観光バスが停車する。9時6分、71歩ある橋を渡る。土市駅には9時22分到着。この駅前には森のイメージ打ち出した建物があった。

※土市駅への路

※土市駅

②9時38分、JR線を潜り鉄道の右側となる。9時50分、水堀バス停があった。9時52分より当間川を渡る。10時57分、上越国際スキー場への案内板があった。少し早く幹線道路を離れたため、田んぼ路を経由して越後水沢駅(10時20分)に到着する。駅前には犬に載った人形がある建物(絵画展)があった。土市駅に引き続きユニークな駅舎に出会った。10時37分、JR線を跨ぎ鉄道の左側となる。越後田沢駅には11時15分到着。

※越後水沢駅への道

※越後水沢駅

※越後田沢駅への路

※越後田沢駅

③11時31分、十二社で本日の安全を祈願する。11時37分より万歩計で924歩ある清津大橋を渡る。この橋を渡ると十日町市から津南町となる。暫く歩き、国道117号線から県道49号線に方向転換する。12時8分より、222歩ある豊船橋を渡る。渡った先でJR線があり潜る。しかし、その先でT字路があり左右どちらに行くか右往左往する。運よく、白バイに載ったお回りさんと対面したのでお伺いする。親切にもスマホを検索頂き、「右手引き返した方向」と教えて頂く。越後鹿渡駅には12時23分到着する。後編に続く!!

※越後鹿渡駅への路

※越後鹿渡駅

香川県「独立の父」中野武営翁の話が!!東京香川県人会理事会で

投稿日:2023年09月29日

2023年9月28日(木)晴れ、18時半からの東京香川県人会(令和5年度第1理事会)が、松平頼武会長のご挨拶のあと、報告と議題の2面から18時半より約1時間都道府県会館5階会議室にて開催される。その中で次の2点が印象に残った。

①第105回東京香川県人会総会について

日時:2023年11月12日(日)12時より(受付11時より)

会場:東京プリンスホテル2階「鳳凰の間」

参加費:8,000円(学生3,000円)支払いは当日現金払い

②香川県「独立の父」として活躍された中野武営翁のブエイ像の建立について

事務局からビデオや冊子などから翁の功績について説明のあと、寄付金についてお願いがある。渋沢栄一翁とともに「実業立国」を掲げ、官尊民碑の打破に挑んだ武営翁の地元における最大の功績は、「香川の愛媛からの分県・独立」とのこと。事業の締めくくりは、ゆかりの玉藻城を背に独立の成果でもある「四国の玄関」を望む翁の等身大立像を構想とのこと。脇には、翁の功績と共に、この事業を支えてくださった方々のご芳名を銘板に刻むとのこと。

1時間の理事会審議後、地下にある中華料理屋に移動し懇親会が開催される。21時頃閉幕となる。楽しい2時間半であった。

 

飯山線の旅!!その2(越後川口~十日町)

投稿日:2023年09月28日

2023年9月23日(土)秋分の日曇り、飯山線の旅の二日目は、越後川口駅から十日町駅までの営業キロ21.4㎞に挑戦する。本日は飯山駅6時と早朝ダイヤだったので寝過ごさないよう多大な神経を費やす。それ故あまり枕を高くして就寝できなかった。5時半頃飯山駅に到着。偶然にも駅長さんが改札口辺りで作業をされていた。飯山線の地理状況やこれまでの鉄道つたい歩きに関し、お話する機会を得る。元気を頂く。

※ホテル出発

※飯山駅

飯山駅を6時出発し、終着駅越後川口駅には8時55分に到着。営業キロ77.5㎞の移動に2時間55分(ひかり号で東京から新大阪迄の所要時間相当)も要す。戸狩野沢温泉駅で4両編成から2両編成への引き離し作業のため7分停車。森宮野原駅で4分停車。そして十日町駅で40分停車。すなわち、51分も停車時間を要したからである。途中、桑名川駅などで上り下り列車の離合があった。祝日でもあったので、津南駅までは乗車する乗客の姿は見かけなかったが、津南駅で10名位乗車してくる。長野県と新潟県の県境は森宮野原駅と足滝駅との間にあった。この情報は十日町駅の駅員さんに教えて頂く。

※列車内

長い長い道中を経て越後川口駅に到着。この駅は2021年6月、2023年5月に上越線踏破の際立ち寄った駅舎であったので懐かしくなる。

※越後川口駅

駅前で写真撮影後、内ヶ巻駅も目指し出発する。各駅舎到着時刻は次の通り。

越後川口(8:58)~内ヶ巻(10:05)~越後岩沢(11:47)~下条(げじょう、13:12)~魚沼中条(なかじょう、13:29)~十日町(15:25)

①9時10分より、万歩計で359歩ある川口大橋(魚野川)を渡る。県道71号線を歩く。9時25分、高速道路を跨ぐ。途中で別の路を歩くが再度9時43分、県道71号線に戻る。9時46分、長岡市から小千谷市となる。この界隈、長岡市と小千谷市が複雑な土地関係にあった。内ヶ巻駅への路、通り過ぎる場面もあったが、地元の人の助言を得て同じ路を数分引き返し、やっと内ヶ巻駅には10時5分到着。

※内ヶ巻駅への路

※内ヶ巻駅

②10時30分、県道196号にある十日町20㎞、岩沢5㎞と記した道路標識前を通過。10時43分、10時55分、それぞれ川井本田、新田という地名を通過。11時8分、牛舎があった。やっと越後岩沢駅には11時47分到着。それにしても越後岩沢駅への道筋は信濃川沿ってくねくね歩いたので遠く感じた。

※越後岩沢駅への路

※越後岩沢駅

③11時57分、岩沢上口バス停(越後交通)前を通過。12時17分より641歩ある市之口雪覆道を通過する。12時22分より164歩ある市之口橋を渡る。12時29分、小千谷市から十日町市となる。12時32分より272歩ある新光寺洞門を通過する。民家が増えた先に下条駅(13時12分)があった。

※下条駅への路

下条駅

④13時26分、セブンイレブンに立ち寄り小休止。13時49分より70歩ある飛渡川を渡る。魚沼中条駅には13時29分到着。

※魚沼中条駅への路

※魚沼中条駅

⑤15時、飯山線を跨ぎ鉄道の左側となる。その先でほくほく線下を潜る。15時⑤分より、69歩ある田川大橋を渡る。商店が綺麗な十日町駅には15時25分到着。当初の予定より1時間位早く到着。この駅は北越急行「ほくほく線」(十日町~犀潟:営業キロ59.5㎞)も合流していた。この路線もいつか踏破したい気持ちで一杯となる。

※十日町駅への路

※十日町駅

⑥十日町駅16時14分の列車で飯山駅に向かう。戸狩野沢温泉駅で1両編成から2両編成となる。飯山駅に18時4分到着。駅前のスーパー鶴屋飯山店で買い物をし、ホテルで汗を流したあと祝杯をあげ、就寝となる。充実した一日であった。

※Tsuruya

飯山線の旅!!その1(飯山駅への移動)

投稿日:2023年09月27日

2023年9月22日(金)曇り、飯山線の旅の第一日目は、自宅から飯山駅までの移動のみとする。その主たる目的はできる限り重たいリュックを背負わないようにするため。その結果、飯山駅界隈ホテルに腰を据えた歩くプランとする。すなわち、2日目(越後川口~十日町)、3日目(十日町~森宮野原)、4日目(森宮野原~飯山)を身軽な格好で。ただし、5日目(飯山~豊野)は重いリュックを背負うことを余儀なくされる。

※大宮駅

※飯山駅

特に地方でメイン路線以外の場合、一日のダイヤ数に加え宿泊先も少ない。また、最寄り駅からバスでのアクセスが多い。私のような歩き鉄旅は、夕食や朝食がセットの旅館やバスでのアクセスの宿泊先では歩きに制約を受ける。それ故、宿泊先をどこにするかが、歩き鉄の旅行プランを設定する上で大事なポイントとなる。この点を鑑みて、いつもホテル・歩く区間・ダイヤを軸に効率的な歩きが実現できるよう、推敲に推敲を重ねて旅行プラン設定している。テレビにあるような行き当たりばったりの旅行プランでは歩き鉄旅ではNG。

※ホテル界隈

本日は移動のみであったのでゆったりした気分でホテルに到着できる。大相撲秋場所をテレビで観戦後、汗を流した後、飯山線の旅の冒頭にあるようにホテルで紹介された居酒屋”ごん”で楽しいひと時を過ごさせて頂き、明日からの英気を養う。

※ごんで楽しいひと時を過ごす

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